1日の 『世界の果てまでイッテQ!』 は、
海洋生物スペシャル
でした (´∀`)
珍獣ハンターイモト in アルゼンチン
オルカアタック・・・シャチが浜に乗り上げ、オタリアを捕らえる瞬間。
満潮(午前11時)の前後、6時間しかチャンスが無いのです。
シャチというとよく紹介される映像ですが、普通のシャチで
成功率30%くらい、しかも戻れなくなる可能性も有る為、まさに
命がけなのです。
シャチ・・・大きいもので体長:10m、体重:9トン、時速50~70㎞/hで泳ぎます。
寿命が80歳というのは最高齢で、平均寿命は30~50歳程。
食性や形態によって大きく3つのタイプに分かれます。
群は母系社会で、出産経験が無い若い雌が乳母役をすることが知られ
ます。
イルカと同様にエコーロケーション能力を持ちますが、群(家族)毎に
方言のようなものが有り、親から子へ受け継がれるようです。
前項 「『飛び出せ!科学くん』 in 知床」 も参照して下さい。
オタリア・・・哺乳綱ネコ(食肉)目アシカ科オタリア属
大人の雄で、体長:2.6m、体重:300㎏程
1頭の雄に対し、10頭程のハレムを形成します。
魚、イカ、ペンギンを食べます。
↓ Wikipedia より
マゼランペンギン・・・鳥綱ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属
5~8月の繁殖期には、陸に上がり、アルゼンチンの保護区
では50万羽が集まります。
オシドリは、季節毎にペアを変えますが、マゼランペンギン
の番(つがい)は長く続きます。
↓ Wikipedia より
黄金に輝く魚の群れ ゴールデンウォールを追え!
タイ・タオ島。 ロケは、金子貴俊(オーシャン金子)さん
ゴールデンウォール・・・キンセンフエダイの数十万匹の群。
雨期に、養分を含んだ水が海に流れ込み、プランクトンが
増え、コレを狙ってキンセンフエダイが集まるのです。
キンセンフエダイ・・・条鰭綱スズキ目フエダイ科フエダイ属
太い黄色縦帯が口吻端から目を通り、尾柄部に走ります。
イバラカンザシ・・・多毛綱ケヤリムシ目カンザシゴカイ科イバラカンザシ属
ゴカイの仲間です。
英名では「クリスマスツリー・ワーム」、カンザシといい、シャレ
た名前ですね (^ω^)
ツリーの部分は鰓冠(さいかん)と呼び、2本で1対、浮遊生物
を捕えて口に運んだり、鰓(えら)として呼吸する為に使います。
本体は、サンゴなどに空けた穴に隠しており、微かな刺激で
鰓冠を引っ込めます(サンゴに負担は無いようです)。
同種であっても、色の変異は大きいです。
↓ エルンスト・ヘッケル 『Kunstformen der Natur』 (1904) より
ゴカイ、ウミケムシ類など
ジンベエザメ・・・前項 「『飛び出せ!科学くん SP』 その2:動物編②」 を参照
して下さい。
結局、ゴールデンウォールと呼べる程の群は撮影出来ず、ジンベエザメに
救われた格好です。・・・まぁ、まさに「水物」ですからね・・・(;^ω^)
イッテQ!水族館プロジェクト
インドネシア・バリ島。 ロケは、Wエンジン・チャンカワイさん。
ハナヒゲウツボ・・・条鰭綱ウナギ目ウツボ科ハナヒゲウツボ属(1属1種)
最大で全長:130㎝。
2対有る鼻孔の内、1対が管状に伸び、花びら状になっている
のが特徴であり、名の由来です。
生活史は、成長と共に体色が変化し、性転換を行います。
幼魚(黒に黄色のライン)→成魚:雄(青に黄色)→成魚:雌
(黄色)
↓ Wikipedia より 幼魚
↓ Wikipedia より 成魚:雄
↓ 成魚:雌
カクレクマノミ・・・条鰭綱スズキ目スズメダイ科クマノミ属
イソギンチャクとの共生関係が有名。
映画 『ファインディング・ニモ』 で一躍人気になり、その弊害
として世界中で乱獲され、急激に数を減らしました。
↓ Wikipedia より(以下3点)
ヘラヤガラ・・・条鰭綱トゲウオ目ヘラヤガラ科ヘラヤガラ属
形状は、極めて細長く、吻が長いので、英名で「トランペット
フィッシュ」 「ペインテッド・フルート・マウス」などと呼ばれます。
吻の長さが共通していますが、タツノオトシゴやヨウジウオの仲間
です。
この吻で、エサを吸い込んで食べます。
体色は、レモンイエローから暗褐色まで、変異が激しいです。
逆立ち泳ぎをしたりする習性が知られています。
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