『ベストハウス123』 知能と人間性は必ずしも比例しない | パンデモニウム

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※何度かのブログフォーマット変更により改行ポイントがずれてしまい、ほとんどのページがガタガタになっております。
読み難くて申し訳ないです。

本日の 『ベストハウス123』 は、ものスゴい女スペシャル・3でした。



バカは許さない!IQ165の殺意!嫉妬に狂った美人女医


1951年、アメリカ・イリノイ州。

デボラ・グリーンの頭の良さは、幼い頃から際立っていた。

その天才振りに、デボラがどんなに悪さをしても、両親は全く怒らない。

いつしかデボラは、こう思い込むようになる。

「私は天才…何をしても許される。特別な人間なんだから…」                                


その後、デボラが選んだ職業は、医師。

勤務先の病院で出会ったマイクは、

デボラも認めざるを得ない程の優秀な医師。

デボラが、他人に興味を抱くことなど初めてだった。

あらゆる男性を見下し続けてきたとはいえ、結婚願望は持っていたデボラ。

マイクにだけは本性を隠し、常に優しく振る舞った。

そして、2人は結婚、3人の子供が生まれた。

だが、彼女の性格は、何一つ変わっていなかった。

少しでも、気に入らない事があると、すぐにキレた。

彼女が認め、興味を抱くのはマイクだけ。

それ以外の人間など、どうでもよかった。
そんなデボラとの生活は、マイクにとって苦痛になっていて、

離婚を切り出し、他の女性との関係を告白した。

自分より劣る女に、夫を奪われる…デボラには、それが許せなかった。

そして、デボラは恐怖の計画を企てる。


デボラが、その計画のために用意したのは、ヒマの種。

ヒマの種には、リシンという毒素が含まれる。

これが体内に入ると高熱、嘔吐を引き起こし、最悪の場合 死に至る。

ヒマの種を夫に隠して飲ませ、命までは奪わず、体の自由を奪い、

自分の元から離れられなくしようという計画だった。

それは、浮気相手への嫉妬ではなく、自分のプライドを守る為の行為だった。
毒入りの食事を摂って、数時間後。マイクはすぐに病院に運ばれた。

ヒマの種の毒素は、時間が経つと肝臓で分解され体外へ排出される。

内臓へのダメージは残るが原因として特定される事は、殆ど無い。

その後、マイクは自宅で療養する事になった。

デボラの献身的な看病にマイクは離婚を取りやめた。

その後も彼女は、量を調節しながら、毒を食事に入れ続けた。

しかし、ある日マイクがキッチンでヒマの種を発見し、すぐに毒だと気付いた。

ついに、マイクはデボラの元を去った。

これまで、何一つ汚点のなかった彼女の人生。

自分のミスで夫を失うことは、堪え難い屈辱だった。

一方、家を出たマイクは、子供の事をしきりに気にかける。

これが、デボラに再び恐ろしい考えを抱かせる。


1995年10月24日。

子供に何かあれば、マイクは戻ってくる・・・。

なんとデボラは、自宅に火を放ち、自分だけ家から脱出していた。

この火事で、13歳の長男と6歳の次女が命を落とした。


1995年11月22日、デボラ・グリーン、逮捕。

逮捕の決め手となったのは、焼け残った油の容器。

だが、デボラは一貫して容疑を否認。

それどころか、亡くなった長男が放火したと主張。

夫に毒を飲ませたのも、長男だと言い張った。

司法取引により、デボラに下された判決は、懲役40年。

現在、デボラに残された懲役は、あと26年。出所する時には、85歳になる。




犯罪心理学者の作田明氏は、

「デボラ・グリーンは性格の問題ではなく、

自己愛性人格障害 (自分は優越的で素晴らしく、特別で偉大な存在で

なければならない、と思い込む人格障害) ではないか」

と指摘されています。


しかし、そんなデボラが13年間、3人も よく育児が出来たものですね。

映画 『SAW』 だったら、ゲーム参加確定です。

そして、ここまで極端でないにしろ、こういった人って周りにいませんか?

(;^ω^)




もう1本は、

恐怖!ストーカーが侵入!命をかけてわが子を守った母

ジョディ・フォスター主演の 『パニックルーム』 の様な話でした。

最後に母親が死んでしまうとは思いませんでしたが。

デボラと対になる様な構成です。


審議長は、平野綾さん。

23:00~の 『グータンヌーボ』 にも出演、

昨日の 『HEY!HEY!HEY!』 にも出ていましたし、やけにテレビで

露出していますね。