マッチ売る少女 | 茶色い晩御飯

茶色い晩御飯

茶=男27歳 水=女27歳 ふー=女28歳 ピ=女29歳

水色『そもそも『マッチ売りの少女』はどうなったの?どんな話し?』

チャイロ『なんでマッチ売ってたの?』

ふーちゃん『大晦日の日に厳しい父親に、マッチを全部売るまで帰ってくるなと言われたのです。火の中に幻を見て最後に死ぬって話です』

ピンクッチ『アンデルセーン!!』

水色『悲しーい!!』

チャイロ『死ぬの?アンデルセンは何が言いたかったの?メッセージは?』

水色『マッチじゃダメだじゃない?』

ピンクッチ『大晦日に『売れないな~、
なんでかな~?
みんな楽しそうだな~、
お腹がすいたんだな~…


人間どもめぇぇぇ!!!皆殺しだぁぁぁ!!!』

水色『そうなるよね』

ふーちゃん『暗いですね。放火しそうです。
解決策を考えましょう、父親に原因があったわけですから』

ピンクッチ『まあ一般的には父親がいる家を焼くのが正解だよね』

ふーちゃん『正解はマッチを全部売ってお金を作る、ですよ、ハッピーエンドにしたいですよね』

チャイロ『マッチ全部売れたとして幾らになるんかね?
1個100円しないでしょ、10円くらい?』

水色『でもあえて1個1,000円で勝負するしかないね』

ピンクッチ『全裸なら…』

チャイロ『…無理かな…』

ふーちゃん『そもそもなんでこんな救いのない話をアンデルセンは作ったんですかね?』

チャイロ『現代ではあんまし必要無いけど、昔は暖炉の火をつける為に必要だったんじゃないかな?』

水色『コイツが暗かったから売れなかったんじゃない?』

ピンクッチ『今は仏壇ぐらいだよね』

水色『ん?』

ピンクッチ『今は仏壇くらいですよマッチが必要なのは!』

ふーちゃん『…

そうですね~』

ピンクッチ『うん♪』

チャイロ『だから!昔は暖炉とかで使うことたくさんあったんじゃない?』

ピンクッチ『今は仏壇ぐらいだよね!!!』

チャイロ『うるせっ!なんだ?仏壇売り付ける気か?』

ピンクッチ『だーかーらー、先に仏壇売っちゃえばいいんだよ
凄い良いの浮かんだでしょ?』

水色『大晦日に人通りの多い街中で、仏壇置いて『仏壇いりませんか~』って言うの?』

ふーちゃん『年末にその光景見かけた人も良い気分しないですよね…』

チャイロ『怖い!』

ピンクッチ『全然売れなくて、夜中になって、雪も降ってきて、涙が止まらなくて、仏壇抱き締めて




死ぬよね』

水色『結局死ぬんじゃん!』

ピンクッチ『弾き語りみたいなもんでお経あげようよ』

水色『怖いね!路上で?人集まるかな?』

ピンクッチ『手拍子おきるよね、ラップみたいなもんだよね
『みんな一緒に~♪』みたいなね』

ふーちゃん『明るいキャラになってきましたね』

水色『結局明るくないと何事もうまくいかないって事になりますね』

チャイロ『アンデルセンはそれがいいたかったんでしょうなぁ~』

ピンクッチ『私が松田聖子の紅いスイトピー歌うから、
バックでチャイロがおきょうで、水色ラップで、ふーちゃんダンスね』

ふーちゃん『そしたら『仏壇売ってください』って来るんですか?』

ピンクッチ『いや、もうお金くれるやない?仏壇は1個50万円くらいやろ?』