例になくAI画像ですが、採血風景を描いてもらったら、こんなのに。

注射器縦に刺しとるし、血圧計りながら?

何本取られとるんや、この兄ちゃん。悪なるで^^

 

 昨日は、滋賀医科大学の50周年記念公演で、3部制、1部が1時間半。

第一部が、彦根にある高校の演奏+クイズ。

第2部が、認知症の公演。

第3部が、指定難病のALSの公演

 

 2部、3部は、滋賀医科大学の教授が演者になり基調講演をされたんですが、1部の認知症についてはオラもある程度専門知識を持っているから、ついていけたんですが、3部のALSについては、全くの無知に付き、何を言っているのかとても難解。

 

アンケートを書かされたんですが、書いておきました。

猿でもわかる講演内容にしてほしい。。。。と書きたかったのですが、実際には、高齢者にわかりやすい噛み砕いた公演を希望する。

とおとなしめに書いておきました^^

 

認知症に関しては、オラも専門的になりがちになるので、省きます。

 

ALSですが、指定難病で簡単に言うと筋肉がやせ衰え、動けなくなる、食べられなくなる、呼吸ができなくなる、話せなくなる病気で、筋肉の疾患ではなく、運動を司る神経の病気。

ですから、神経の進行性疾患です。

 

この病気は、指定難病で原因がわからない、治療法がない、長期の療養が必要となり、罹患率が0.1%程度以下、つまりALSの患者は日本国には、10万人以下であり、厚労省が把握しているのは、約1万人。

 

 さて、タイトルの話になります。現在では、ALSの治療法は確立されていませんが、滋賀医大でも、ラットによる治験が行われています。

 ALSは、以前は痕跡を残さない忍者のような病気、つまり調べても何が原因なのか、どこから発症しているのかがわからないとされていましたが、先程にも書いたとおり、神経のが侵されることが分かってきました。

 その原因が第一部の認知症の公演と重なるんですが、アルツハイマー病は、アミロイドβ蛋白とタウ蛋白という異常物質が蓄積することで、発病、認知症に発展していきます。

 ALSも名前はわかりませんが、異常蛋白が蓄積することにより、発症すること。それに加え細胞の情報が狂うことで発症することが分かってきました。

 

 ラットでの治験では、この異常蛋白を阻害する薬も開発されていて、アメリカだったかな? いち早く承認されたようです。

 さらに狂った細胞情報を持った細胞を破壊?正常化させる抗体を作り出すことも成功しているようです。詳しい話は難解すぎて理解の乏しい私の脳みそでは、説明できませんが、書き換えられた細胞情報を直にターゲットにする方法があるとのことです。まぁ、抗体というのはそういうことなんでしょうけどね。

 

 ここまで、ラットによる治験で分かってますから、より人に近い動物による実験を重ね、人による治験に変わり、指定難病ではなくなる日も近いと言うことですね。

 

 ちなみにALSは、遺伝による家族性のものが5%〜10%、あとは偶発的によるものが90%以上になります。

 

 余談になりますが、(滋賀医科大の話とは関係ない)人工透析を受けている方は、日本全国で35万人。

 こちらも近い将来人工透析を受けなくても良い時代が来るようです。

 現在では、透析を受けないようにする食事療法と腎機能を助けるための投薬、それから腎移植しか無いわけですが、それに変わるものが、ラットにより成功をおさめています。

 

 簡単に書くと、豚の受精卵で、腎臓になる細胞が発現したときに人体に埋め込んでやります。すると豚の細胞ではなく、その人固有の細胞となり、その人固有の腎臓へと成長していきます。豚の腎臓が人の腎臓になると言うことですね。移植と言うと拒絶反応と免疫抑制なんですが、それを心配する必要もありません。

 

 腎臓を取り除いたラット。人工透析、腎臓となる細胞の埋め込み、細胞が定着して腎臓になり、おしっこが出た。

 こんなことまで実現しているのですね。

 一つわかり始めると応用が効きますから、どんどん医療は、発展し、人が健康で居られる期間が長くなる時代が訪れますよ。

 

 ちなみに認知症は、薬による予防段階に入りつつあり、約70%の方が、認知性を発症しない未来がやってきます。

 アルツハイマーとレビー小体型の認知性は、メカニズムがわかり、阻害できることが分かったからですね。

 

 とまぁ、オラが理解できるレベルで書いてみました。

 ところが、教授って頭硬いのね。

 要点だけでいいのに、証明も説明に入れてくるし、学生ってよほど熱心に聞くんだろうね、抑揚のない単調な話。理解しづらい、聞き取りにくい。予備知識がないと眠いだけですわ。