認知症サポーターが持つオレンジリングになります。

 サポーターの数は、全国に1千2百60万人いらっしゃって、国民の10人に一人が、サポーター養成講座を受け、サポーターになっておられます。

 オラもその一人で、7年前に養成講座を受け、4年前にキャラバンメイト養成研修を受けています。

 本日から、何回かに分けて認知症についてお話をしていきたいと思います。

 

 

かたばみ

 

 さて、認知症って病気でしょうか?

 それとも障害なんでしょうか?

 認知症になる原因となる傷病は、たくさんありその中でも認知症と言えばアルツハイマー型と言われるほど、認知症全体の70%くらいが、アルツハイマー型認知症というものになります。

 これは、アルツハイマー病により、認知症が発症します。

 レビー小体型認知症は、レビー小体という異常蛋白が蓄積することで起こるとされます。

 その他にも前頭葉側頭葉型認知症では、前頭葉側頭葉の神経細胞が壊れていくことで認知症になります。

 パーキンソン病や膠原病が原因で認知症になる方もいます。

 障害の定義は、症状固定されたものや精神障害のように一定期間持続してその症状が継続。

 なおかつ、日常生活や社会生活に制限を受けるものとされますから、固定や継続というところでは、障害から外れますが、日常生活や社会生活に制限を継続して受け続け、治ることはありませんから、障害としてもよいのかもしれません。

 原因となる病気はたくさんあって認知障害が、起こるものを認知症として良いですね。

 

 サポーター養成講座を受けた方は、認知症は怖いものではないと説明を受けた方もいらっしゃると思いますが、本当はそうではありませんよね。発症すればできないことがたくさん出てきてしまいます。

 人の識別もできなくなってしまう怖いものなんですね。

 だったら、ならないようにしなければなりません。

 どうしますか?

 頭を使うのも予防になりますが、根本的なものは、生活習慣を見直すことで予防効果が大きく期待できます。

 

 糖尿病とアルツハイマー型認知症の因果関係はあるとされます。

 脳血管性認知症は、もちろん高血圧や動脈硬化にならないことでリスクを減らすことができます。

 これで認知症の80%は予防できるわけです。

 予防したからと言ってならないというわけではありませんが、かなりリスクを減らすことができます。

 

 快食、快眠、適度な運動、ストレスを溜めない、発散できる生活。

 今、新型コロナウイルスで自粛が要求され、生活自体は、規則正しくなってはいますが、ストレスが溜まっている方もたくさんいると思います。

 不要不急の外出を避けるというのは、何がなんでもというものではありません。

 健康維持のため、ウォーキングやジョギング、人と接しないやり方なら、運動は不要不急であっても工夫をしてやるべきなんですね。

 スポーツ庁ガイドライン

 

 東京都区など都会では、屋外で散歩なんかも難しいと思いますが、健康を維持すること、ストレスを溜めないことが最大の認知症予防になります。

 

 明日から、少し突っ込んだ話をしていきたいと思います。本日はこのへんで。

 

 

イネ科の植物、ちょいとキモいが、これも立派な蕾と花だよ。

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