暑い夏。夏はやっぱり市民プール!

最近ショーンの町に立派な市民プールが出来た。大盛況である。

でも今日はルームメイトと大学のプールに行ってみるかな。。

もちろん、屋外プール。外から見ると、3,4人の子供と2,3人の大人しかいない。

皆男性である。この暑いのにずいぶん少ない人数だな。。。

それもそのはず、プールサイドに立ってみると、水面にアメンボがたくさん浮いていた。水底にはミズゴケらしきものが沈んでいた。なおかつ、何となく年季を感じられるペットボトルが一つ浮いていた。。。

さあ、どうする、入るか?

せっかく水着、着たんだもん、入るさ!ジャッパーン!

歩くと水底のコケが舞い上がる。水面のアメンボが逃げていく。ごめんね、アメンボ!

まあ、海に泳ぎに来たと思えばいいか。。。水底も見れるし、平らだし、まだましか。。。

どうせなら熱帯魚でも入れてくれれば、もっと雰囲気出るのになあ。

でも、決して潜りたくない

更衣室のシャワーももちろん真水。でも中国のいいところは、学校のプールでもシャンプー、石鹸使っても良し。と言うか、誰もそこまで監視しない。

市民プールの半額だったけど、熱帯魚入れてくれてももう行かないな。。。

 

前回の温風器に続き、扇風機も律儀に保障期間を過ぎたところで壊れた。

なんか焦げ臭いなと思っていたら、「バン!」と音を立てて止まった。

再び「良い加減」のお兄さんの店に持って行った。

さすがに今回はタダじゃ悪いよな。。

故障の原因は先回と同じで、コンセントが焼け焦げたとの事だった。中国でありがちの事。

お兄さんは再びもくもくと直しだした。

「お兄さん、すごいですねー。」

一緒に来てくれたた中国人友人が褒める。

「・・・」

お兄さんは相変わらず無言で働く。が、ややうれしそうにチラッと顔をあげた。

そしてサングラスのショーンを見た。

「?なんか見たことあるような。。。」

し、しまった、2年前の事を思い出したか?

なんて考えているうちに直った。

「謝謝!いくらですか?」友人が聞いてくれた。

「いらんよ。」

おおー、お兄さんすごい!2年前はホントにごめんね。確かにあの時はいい加減に思えたけど、(しかも悪い加減)「良い加減」の一面もあったんだね。

そう、中国人は「いい加減」に見えても「良い加減」を兼ね備えている人もたくさんいる。

そう思っておけば、悪い対応をされてもあまり怒らずに済むかも。 

約2年ほど前に「電気ポット修理事件」があったのを覚えておられるだろうか。

修理に1週間かかると言われたのが2週間、3週間となり、ショーンが修理屋の兄ちゃんに食ってかかったという話である。

あれから2年。二冬使った電気温風器が壊れた。2シーズン使えたならまあいいほうかな。。

保障期間が過ぎるとちゃんと壊れるようになっている。

捨てるかな。。修理するかな。。まあ修理にかかる値段によってだな。

と言うわけで、今回は中国人友人を連れて修理屋に行った。例の2年前の修理屋である。

なんと、同じ兄ちゃんであった。わ、まだいたんだ。

温風器のコンセントが焼け焦げたという症状だった。

「お兄さん、治せる?」中国人友人が聞く。

無口な兄ちゃんは自分がしてた仕事の手を止めて黙々と修理を始めた。

い、いくらなんだろ?ショーンは心配でたまらなかった。

「大丈夫、部品がいるわけじゃないから相当安いはずですよ。ひょっとしたらただかも。」

友人はそう言った。ホ、ホントに?ショーンはそのままサングラスをかけつつ見守った。

「ブォー」

すごい、直った!

「良かったですね、じゃ、行きましょう。あ、そうだ、お兄さんありがとね!おいくらかしら?」友人はさりげなく聞いた。

「いらんよ」

兄ちゃんはまた黙々と自分の仕事に戻っていた。

す、すごい、ホントにタダだ!しかも兄ちゃんの専門店のメーカーじゃないのに。

なんていい加減なんだ。。。

「いい加減。」

中国においてはこのいい加減さが、たまらなく悪い加減な時もあるかと思えば、とても良い加減になる事もある。

この度は「良い加減」であった。

お兄さん、ありがとね!