スーパーにはいろいろなゲッペイがある。あんこ物もあるが、フルーツ味もたくさんある。皮の中身がみすず飴と思っていただければかぎりなく近い。

うれしいのは、ミニサイズがたくさん売っている事。三口ぐらいで食べられる。

こちらは純粋に甘いだけなので、しかも甘すぎないのでおいしくいただける。

日本の中華街で売られているゲッペイみたいに、あんこの中に木の実類が入っている物もある。それもおいしいが、時に「ガリッ」という。

な、なに?

何かの種が入っていたりするので気をつけて食べましょう。

アヒルの卵を食べた事がおありだろうか。

ショーンは最近よくもらう。

それはやや青みがかっており、鶏の卵よりひとまわり大きい。

それはかたくゆであがっている。

「わーい、大きいゆで卵!」

なんていただくと、次の言葉は必ず

「おおっ、しょっぱい!」となる。

塩漬けしてからゆでているのか、ゆでてから塩漬けしているのか分からないが、ひどくしょっぱい。一回に一個食べたら高血圧になってしまう事だろう。

優れたアヒル卵だと、黄身の中心がどろーっと脂身をおびる。

半熟卵ではない。中国人は生卵を食べない。

その黄身が、ゲッペイの中に登場する。

もうすぐ中国の中秋の名月。ゲッペイは欠かせない。

卵の黄身は満月を表すのにふさわしいとみなされているようで、こしあんの中にしょっぱい黄身が登場する。

闇夜の満月。なるほどね。おいしいかって?

おいしくは、、、ないかな。

日本人もあまじょっぱい物が好きだが、ゲッペイのあんこはあまり甘くない。それでいて、黄身がしょっぱい。

つまりしょっぱいの勝ち。

だから、、、あんまりおいしくはないかな。。。

中国であえて病院にかかろうとは思わない。でも、必要なときはやはりお世話になる。

海外旅行保険に入っていれば、大都市ならキャッシュレスを利用できる。設備の大変良い病院を利用させてもらえる。

キャッシュレスが使えないなら、自分で先払いする。

先日ショーンは風邪を引き、キャッシュレスの使えない病院に行った。

受付で「カルテ手帳」なるものを買う。大変安い。

その際患者の名前と年齢を印刷された紙を渡される。手帳には何も書かなかった。医者が書くという。

それを持って、行きたい科に行く。ショーンは耳鼻科に行った。

以前も別の病院に行った事がある。問診はいたって個人に関する質問ばかりだった。

「どこに住んでるの?仕事は?給料はいくら?家賃は?」

今回の先生は日本人に何の興味も示さなかった。しかも、何の薬も出さなかった。

やる気ないわね。

よって、「カルテ手帳」は名前が記されなかった。

すると付いて来てくれた中国人女性がさっと「カルテ手帳」を取り、言った。

「わたし頭が痛いんでこれで診てもらいます。」

へ?そんな事ができるのだろうか。。。

脳神経科へ行った。普通の問診が始まる。医者はさっきの名前と年齢の書かれた紙を取り上げ、ついに聞いた。「年齢は?」

・・・どうしよう。彼女はショーンよりはるかに年下なのだ。

23歳」

すると医者はまったく無視して20歳とカルテ手帳に書いた。彼女は全くの中国人だが、医者はそのままショーンの日本名を書いた。民族は聞かずに「漢族」と書いた。

こうしてめちゃくちゃなカルテが出来上がった。

薬が処方されたが、彼女は結局いらないと言った。そのままほっとけばいいとの事。

ただ単に健康相談がしたかっただけらしい。

中国ではいろんなところで身分証明書提出を求められるが、以外にも病院では必要ないのだ。ほとんどの人は自費という事らしい。

こんなカルテ手帳ができてしまうなら、誤診だって簡単に出来てしまうことだろう。

あぁ、怖いね。まったく。