先日友人宅で、田舎者とどこかの社長が一緒に旅をするというお笑い映画を見た。
田舎者は飛行機で、スチュワーデスに窓を開けてくれと頼む。
二人の珍道中を描いたお笑いなのだが、なんともこの田舎者が憎めない。全く悪気はなく、裏表がなく、はたから見ているとむしろかわいい。
最近、中国人友人と会った。彼女はいとこを連れて来た。お姉ちゃんと弟の組み合わせ。弟は3年生だった。
「ニーハオ!」
二カーッと笑った口元にまだ生え変わったばかりなんだな、という白い歯が不ぞろいに並んでいる。
友人はいとこにケンタッキーのファミリーセットを買ってあげた。
使い捨て手袋で、チキンをわしづかみして食べる。
「わーい!」
まずはとうもろこしがあてがわれた。
「ガツガツ」
少年は早食い競争をしてるかのようにかぶりついた。テーブルにかすが落ちる。
少年はとうもろこしが食べ終わるかどうかというところで、もう一方の手でチキンをつかんだ。
がぶっと食いつく。その際チキンの油がショーンに飛んできた。
「んー、うまい!」
そ、そうか、それは良かったな。なんとなく先日見た映画を思い出した。
今どきこんな子供が日本にいるだろうか。ストレートに感情をあらわす。憎めない。
日本はいつからあんなにおすましした子供ばかりになってしまったのだろうか。。。
日本が忘れかけた何かを見たような、そんな祝日のケンタッキーであった。