中国において、パチンコ屋なるものはない。

でも似たような趣旨のものはある。場所代も光熱費もかからない所。

それは屋外賭け大会。スロットマシン等はないので屋外カジノとは言えない。あくまでも人間相手。

さわやかな木陰のもと、7,8個ほどに別れた円卓テーブルを四、五人ぐらいずつが囲む。それぞれに観客がいる。合わせてざっと50人程。

それは平日の午後4時。暑さも少し和らいだところに賭け大会が始まる。すべて男性。退職後のおじいさんはもちろんの事、明らかに働き盛りの若者もいる。

なぜこんなに暇なのだ???

でも、日本だって屋内だから誰がいるのか見えないだけの事。

皆真剣そのもの。頭上からパシッと決め手のカードを振り下ろす。

「どうだ!」

観客は辛抱強く立ったまま見物する。まずは見て学ぶ。そしていつの日かデビューするのだ。お父さん、今日もがんばってね!

しかし現実はそう甘くない。

どこの国にもある話だと思うが、妻が一生懸命働いて家計を支え、夫が賭け事に走っているという例を残念ながらよく耳にする。だってさっきのだって全部男性だったもんね。一体あの中で何人の妻が泣いているのだろうか。。。