1ドル1円になるの?−副島隆彦 | 神聖幾何学/フラワーオブライフ (After Famous School Life)

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米銀行破綻の連鎖から

世界大恐慌の

道筋が見えた

副島 隆彦

2023年6月 初版


⭐︎読書メモ⭐︎

 金融情報には縁遠いのだが、シリコンバレー銀行破綻について書いてあったので興味を待つ。


1ドル=1円にこれからなってゆく

 (戦前戦後の金融状況、戦後ハイパーインフレ、未来の当時の逆転現象の可能性を解説)
 私は、この自分の近未来予測(予言だ)は少しもヘンだとは思っていない。これぐらいの知識がないと天才とは言われない。
236p引用


日本円は新札切り替え時にリデノミネーションをやる

 〜〜〜
(アメリカ国内の激しいインフレについて記述)

 ハンバーガー1個が12ドル(1600円)ぐらいするという事態になっている。ニューヨークやハワイでは、昼食のラーメン一杯が30ドル(4000円)する。

 これが、もっと激しくなることを防止するには、政府が自国の通貨を自分の力で法律によって切り上げて、10倍の購買力にする。そうすると、ハンバーガー1個が1.2ドル(160円)になる。これで何の不思議もない、と私は思う。

 だからこの時アメリカ政府の動きに合わせて、日本円を10倍に切り上げるという動きが、日本政府によって断行されるだろう。だから、新1万円札の表紙に貼ってあるホログラム(ステッカー)を張り替えて、ゼロを1つ取って、1万円を1000円札にする。私は本気でこのようになると考えている。これがリデノミネーションである。通貨単位の変更である。
239p引用


 副島氏が天才というならば、このようなとてつもない考えが、本当になる可能性があるのかもしれないと思えてきた。

 30年間(個人的には40年)、日本人労働者の給与が上がっていないのは身をもって真実だと証明できる。



目次 Pick 

第一章 世界大恐慌への道筋が見えた

▪︎SVBの経営破綻から金融危機が始まった
▪︎やっぱり2024年に世界大恐慌に突入する
▪︎NYのジャンク債市場こそが金融核爆弾
▪︎債券市場から大恐慌が始まる
▪︎パウエルFRB議長が自らの誤りを認めた
▪︎アメリカの連鎖破綻がヨーロッパに飛び火した


第2章 これから米地銀の破綻が連鎖する

▪︎
これから全米で160行の中堅銀行か潰れる
▪︎国債の売り潰しをやっていた連中が敗北した
▪︎ついにNY株がピークアウトした
▪︎世界中で債券価格が暴落を始めたのはなぜか


第3章 いよいよアメリカのドル覇権が崩壊する

▪︎
ジリアン・テッドが金利リスクの恐ろしさを指摘
▪︎ペトロ人民元がアメリカのドル覇権に挑戦する
▪︎世界の主要な港でドル決済がどんどんされなくなっている
▪︎日本でも脱ドル化が進んでいる
▪︎ドルの大暴落への対応がリデノミネーション
▪︎アメリカは没落してドルは大暴落する


第4章 金は1グラム=1万円をもうすぐ超える

▪︎
金価格が暴騰し始めた
▪︎国内の金は1円の円安で、1グラム60円上がる
▪︎国が召し上げるのは3割と覚えておく
▪︎金を小分けにしたければ日本マテリアルに頼みなさい
▪︎金証券の先物市場はぶっ壊れてゆく
▪︎世界の中央銀行が競って金を買い漁っている
▪︎金は上海黄金市場で取引されるようになる
▪︎預金封鎖がすでに準備されている
▪︎ 1ドル=1円にこれからなってゆく
▪︎
日本円は新札切り替え時にリデノミネーションをやる


第5章 黒田日銀総裁は日本を救った

▪︎
黒田は勝利宣言をして引退の花道を飾った
▪︎日本国債にかけたゴロツキ投資家たちが総敗北した
▪︎黒田日銀は米国債を売って日本国債を買った
▪︎日本のインフレ目標2%達成は黒田の大業績だ
▪︎アメリカの経済学は死んだ
▪︎日本が裏金でアメリカに貢いでいる残高は1800兆円
(抜粋)



サムネイル
 

 へぇ、黒田総裁は日本の経済に貢献し、救った人なんだね。

 自分が注目したのは、1ドル1円になるってことくらい。常識ではあり得ないことがあり得るフェーズに突入したのね。

 とにかく、副島氏は黒田総裁を褒めちぎっており、読み違えた輩を「バカ」と連発しているのが、おかしい😂

 笑える一節。


アメリカの経済学は死んだ

 11年前に安倍晋三のバカタレが、2012年12月に突如、政権を握って(クーデターだ)アメリカの仕掛け通り、首相に復帰した。その後の全般を、アベノミクスと称して、本人は悦に入ったが、みんなはバカにした。紫おばさん(浜矩子女子)は、これを、〝アホノミクス〟と呼んで評判を取った。
264p引用

 

 「日本はアメリカのATMである」と言った国会議員は、◯されたのを記憶している。


 なぜ日本は堂々としているかといえば、アメリカに巨額のカネを裏金で貢いでいるからだ。

 アメリカに米国債を秘密で無理やり買わされているお金の痕跡、証拠が、ここに滲み出ているのである。このことは私以外、だれも言わない。

271p引用

 お金について、無知でもなんの支障もなく生きて来られたことに感謝である。本には詳細なグラフ、証拠を提示してあっても、サッパリである。


 さいごに高橋洋一氏に対し、ギョッとする一文を引用する。エェーっ?!



 その日本政府(財務省)の隠し資金の金額が、高橋が本に書いたとおり、12年前は650兆円だったのだ。それが、もうすぐ3倍ぐらいになっている。

 さんざんアメリカの手先をやってきた高橋洋一が、私のこの主張を粉砕できなかったら、皆の笑い者になるだろう。

 「日銀はケチャップを喰え」と怒鳴った。プリンストン大学経済部長をしていた時のベン・バーナンキに高橋はかわいがられて育てられた。そして2001年からの「郵政民営化」という、日本資金のアメリカによる奪い取りに高橋は大いに加担した。このことを含めて私は高橋洋一に決闘を申し込む。

277p引用

 高橋洋一氏の番組を見ていた私は、そうゆう見方をしていなかったので、😱。



 ともかくも日本は、ディープステートに搾取されまくってきた。だが、株式会社アメリカの終焉とともに、忍耐に忍耐を重ねてきた日本に暁が近い!と言うことだけは間違いないようだ。

 財務省が解体されるのが楽しみだ。


おわり

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情報は鵜呑みにせず

自分で調べて地頭で考えよう