ご訪問いただきありがとうございます
おねがい


あっという間に2月も最終日
今日はかなり花粉が舞っていたようですガーベラ

厳密には花粉症ではないのですが。
かなりのアレルギー体質ではありますショボーン

本格的に花粉が飛び始める前
(つまり花粉症の方々が苦しむ前)
身体がかなり敏感に反応します。

少し前から
鼻の中が荒れて荒れて
血だらけになってますアセアセ
地味に痛いえーん

そして今日は
左目の目頭限定で痒くて仕方なかったアセアセ

朝からずーっと押しまくってましたダッシュ



さて
本日アップする記事。
2月の始めの話です。

気もちが整理できなくて
途中まで書きながら
下書きに入りっぱなしになってました。

ギリギリ2月中に投稿します。



  2年4ヶ月検診でした。


2023年2月2日(木)
卵巣境界悪性腫瘍の手術後、2年4ヶ月目のがんセンターでの定期検診でした。

本日、採血室が劇的な混み様ガーンびっくりガーンびっくり
結局、50分待ちましたアセアセ
過去最長だと思いますショボーン

私ってば、ブース間違えちゃってびっくり爆笑おいで
名前と生年月日まで言ったところで、
「あれ、違う〜?」
と、そのブースの看護師さん。

すると隣から、
「こっちよ〜爆笑
と、お声が。

「よくあるのよね〜。わからないシステムでごめんなさいね〜てへぺろ
と、謝られてしまいました。
私がおっちょこちょいなだけなのにダッシュ

間違ったブースの看護師さん。
「(担当患者がやってくるのがやけに)早いなぁ…って思ったのよ〜爆笑爆笑爆笑
と、笑い飛ばしてくれました。

殺伐とした感じの採血室に笑い声。
採血担当の看護師さんたちが少しでもリラックスできたとしたら、ま、いいかてへぺろ

担当してくださった看護師さん。
とっても気さくで照れ

ニコニコ「お待たせしちゃってごめんなさいね〜。今日すごい混んでるのよ。同じ木曜日でも全然違うのびっくり でも、みんなあったかいところに居てくれるから、血管出やすくなってるのよね〜。いつも取りづらい方も今日はバッチリって感じ。退院したての方なんかは、やっぱり(血管の)状態よくなかったりするのよね。がんの治療とかしてると血流悪くなっちゃって、取りづらくなることがあるけど、お家帰って栄養のあるものを食べれば大丈夫。ちゃんと戻るから。病院食とかって、変わり映えもしないし、やっぱりお家のご飯は違うのよね〜。元気になれるの。」
「はい!5分間ここ押さえといてね。」

と、お話しが続いてる間に採血終わってました爆笑

婦人科の予約時間は11:30。
診察日当日に採血して結果を聞くことにしているため、2時間前採血が原則。 
採血が終わったのが10:30近くガーン 
もっと早く家を出ればよかったと後悔しましたえーん



 漢方センターにて


激混みなので、座るところを探すのも大変です。
お気に入りの窓側のテーブル席なんて空くはずがないアセアセ
それでもイスをGETして、仕事関係で読まなければいけない本を読みながら時間を潰しました。
しばらくすると、漢方センターから呼び出しが。

いつも通り、きちんと私の方向に向き直してご挨拶してくださる丁寧なドクターおねがい

問診からスタート。
  • ホットフラッシュを感じるのは1日に1回程度
  • 目下の悩みは便秘アセアセ グーフィスを2錠と通導散(ツウドウサン)を飲んでも、お目にかかれない日が多いもやもや
その後、手の温度と脈拍チェック、ベッドに仰臥位になって足の温度と、お腹周りの感じ、舌をチェック。

足が冷えてることを指摘されました(いつものこと)。
あと、便秘の原因は、胃部周辺で滞りがあるからとのこと(すごく張ってるようですもやもや
だから、腸の方まで下がっていかないそうですショボーン

「定期的に運動してる?」
と、確認されてしまいました魂
意識して歩かないと、便秘がちになるそうですアセアセ

上部の循環をよくするために
漢方が
滋陰至宝湯(ジインシホウトウ)
下矢印
加味逍遙散(カミショウヨンサン)
に逆戻りしました。

ここのところ、お灸はしてもらえなくなりましたガーン
極度の疲労状態は脱したからだと思いますてへぺろ

次回は2ヶ月後の診察です。


 婦人科診察


やはり、血液検査の結果が出るのに時間がかかったようです。
呼び出し音が鳴ったのは、予約時間より1時間遅れでしたアセアセ

待合室に到着した時点で、私は3番めの順番。
主治医の部屋は1番奥なのですが、患者さんを迎え入れる度に、朗らかで大きな声が響き渡ります
患者さんが元気に姿を見せることに喜んでいらっしゃるのが伝わってきますおねがい

私のときにも、同じように迎え入れてくれました照れ

お父さん「2年4ヶ月まできましたね。最近の体調はいかがですか?」

と、聞かれたので、繰り返している膀胱炎のことを話しました。

お父さん「3つほど考えられる原因があるんですよね…。
まず、女性ということ。膀胱と尿道が近いから、菌に感染しやすいわけですね。そして、言いづらいですけど(ほんとに言いづらそうに…えー)、ほら、そういう歳でもある訳ですよ。膀胱の働きが弱くなるっていう…。」

お母さん「あ、(卵巣・子宮摘出とは)関係ないってこと…」
と、言いかけたら、

お父さん「いや。関係なくはないんですよ。子宮が無くなった訳だから、膀胱の位置に影響はある。でもね、あじさいさんの場合は、境界悪性腫瘍だったから子宮は取らなきゃいけなかったんですよ!取ってよかったんです!(すごい力説爆笑)」

続けて…

お父さん「だからね、退院のときから口がすっぱくなるほど言ってますけどね…(バツの悪そうなお顔をしながら)。とにかくこまめに水分を摂って、こまめにトイレに行ってほしいんです。病院に行くとすぐ抗生剤を処方されるし、すごく効くんですが、できれば薬に頼ってほしくないんです。そのうち薬が効かなくなっちゃうから(私は薬を飲んだのは3回程度ですが、いずれも1度の治療では効きませんでしたアセアセ)。
そうなると、命に関わるほどではないにしても、大変な腎臓の病気にかかることがあるんです。だから、予防が肝心なんですよ!!」

と、諭されました照れ
はい。言いつけしっかり守るようにしますチョキ

お父さん「さて、血液検査の結果ですが、CA19-9が基準値におさまりましたよ!ギリギリだけどねてへぺろ

実に、8ヶ月ぶりに基準値内になりましたチョキ

お父さん「あじさいさんの場合、最初は両方(CA19-9とCA125)がすごく上がってました(実際の値は教えてもらってません。でも、どちらかは20,000を超えていたことは以前聞きました)。だから、CA19-9だけの上昇は、あまり気にしなくても良いんだと思います。」

お父さん「では、内診でも、調べさせてくださいね。」

内診、エコー、どちらも問題ないとのこと。

お父さん「現在、再発を疑う所見は認められません。なので、再発ナシとしますね。大丈夫ですよニコニコ
と、おっしゃっていただきましたおねがい

診察室に戻って…

お父さん「ありがとうございました。」
1つ1つの過程に、とても丁寧に対応してくださいます照れ

お父さん「では、今後もこのまま経過観察を続けていきませんか?」

もちろん、よろしくお願いしますおねがい

お父さん「次回は6月ですね。いつがいいですか?」

と、いつも通り、外来診察日用カレンダーを見やすくモニター画面に貼ってくださいました。

日付を選んで伝えると、

お父さん「何時がいいですか?」

いつも通り、「先生のご都合がいいところで照れ
と、お伝えすると、ほんの少し変な間がありました。

お父さん「では、いつもと同じ11時半にしましょう。」
と、おっしゃったすぐ後。ちょっと言い出しづらそうに…。

お父さんわたし、この3月末で異動になるんですショボーン

と、爆弾発言されましたガーンえーんガーンえーんガーンえーん

「え〜〜〜びっくり!?
と、声を出してしまった私。
こういうとき、ものすごい大きな声を出してしまって周りの人にびっくりされるんですが、今回は驚き過ぎて、控えめな声しか出ませんでした…。
それで良かったですてへぺろ

「次、どちらに移られるんですかキョロキョロ?」
って、喉から手が出るほど聞きたかった。
でも、主治医の表情から、それが全く意味がないことがわかりました…ショボーン

主治医は、私が驚いた声を発したことに、驚いた表情をしてましたびっくり

主治医はがんセンターの担当医。
私はがんセンターの患者。
主治医が異動になるのだから、担当医ー担当患者という関係が消滅するのは自然なこと
ということが、その表情に表れていましたショボーン

お父さん「あじさいさんは大丈夫ですよニコニコ わたしよりも優秀な先生方が、しっかり診ていって下さいますから。」

と、お声かけいただきました。

どうにか状況を飲み込んだ私。

今まで大変お世話になり、ありがとうございました。
と、できるだけ丁寧にお礼を言って、深々お辞儀して、診察室を後にしました。


感謝のことば


全く想像してませんでした。
主治医は、婦人科ドクター陣の中で中堅。
役職にもついて、脂が乗ってる感じだったので、これからのがんセンターを背負っていく役にあるのだと勝手に思ってましたえーん

術後3年が経ったところで追い出されそうだなぁ…と、すごく不安だったのですが、追い出される前に主治医が異動になってしまいましたガーン

主治医。
大好きだったんですよね〜飛び出すハート

単純にタイプラブラブっていうのもあったんですがてへぺろ
とても、信頼&尊敬できる方でした。
出会ったお医者さんの中で、最もドクターらしい方でした。

まだ診断が出てないのに、その先のことを相談しようとしたとき
術後、身体に出ている症状を、何でも手術や摘出した臓器と関係づけて考えようとしていたとき
結構、厳しめのことを言われましたショボーン
その言葉はグサッナイフと刺さりましたが、
「医学的にエビデンスがないことに対しては、安易に発言しない」
という姿勢は一貫していました。

他の診療科のドクターから言われて質問したこと(ある特殊な薬を、境界悪性腫瘍の経過中に飲んでも良いのか)に答えるとき、うる覚えの知識だからと、すぐにその場で文献を調べてくださることもありました。

いつも丁寧で紳士的で、
診察時には、1つ1つの過程を丁寧に説明&確認しながら進めてくださいました。

血液検査、CT検査、内診など。
「(受けてくださって)ありがとうございました。」
と、1つ1つにお礼も言ってくださいました。

腫瘍マーカーの上昇があったときも、
「様子をみましょう。」
ではなく、
「1ヶ月後に、もう一度調べてみましょう。」
それでも、やっぱり基準値超えだったので
「CT検査を受けてもらっていいですか?」
という慎重な対応に、とても安心しました照れ

そして、断定的な言い回しとかはあまりせず、
「〇〇しませんか?」「〇〇してもいいですか?」
という、常に患者ファーストのような表現をしてくださいました。

そして、何よりも
主治医のだいじょうぶ照れは、私にとって魔法の言葉でしたキラキラ

加えて、ちょっとした専門職をしている自分にとって、主治医の在り様は、すごく勉強になりました。


このニュースを聞いたとき、悲しくて仕方ありませんでしたが、
4ヶ月でもなく
1年4ヶ月でもなく
2年4ヶ月
の間、診ていただけたことが大変ありがたく、感謝の気もちでいっぱいになりました。

そして、異動を主治医ご本人から聞けたこと。
直接、お礼を言えたことが救いですおねがい

改めて…
本当に今までありがとうございましたラブラブラブラブラブラブ

主治医。次はどこに行くのかなぁ?
元々の専門は悪性腫瘍ではないようなので、全く別のことに携わるのかもしれません。
ますますのご活躍を心から祈っています流れ星




ということで、主治医から引導を渡されることにヒヤヒヤしていた私ですが、それは全く怖くなくなりました爆笑
でも、更年期症状がもう少し落ち着くまで、漢方センターのドクターには引き続き診ていただきたいなぁ、とは思っています。


長文にお付き合いいただきありがとうございました。
結局、3/1に突入してしまいました…笑い泣き

本日はこのへんで。
おやすみなさいスター