2020.10.16(金)


人生初の開腹手術に臨んだ日でした。



一睡もできずに朝を迎えた。

洗面を終え、手術着、弾性ストッキングをはいて準備。

待っている間、仕事関係の方からの温かい応援メッセージを呼んで、大号泣&嗚咽えーん

なんとか心を整えたところに、担当の病棟看護師さんが呼びに来た。

夫と叔母が待つ公共スペースへ。

この日は、急に冷え込んだ日だったんだよな〜。

叔母と付き添い看護師さんが、ダウンを着てきた…なんて話しをしてた。

電車も遅れて、叔母は間に合うか焦ったんだった。

6階から3階の手術室まで一緒に降りて、大きな扉の前でお別れ。

あっという間だった。


大きな扉の中に、付き添い看護師さんと入って。

そこには、同じ時間に手術を受ける患者さんが他にも何名いた。

手術で被るキャップを渡されて。

手術室の看護師さんが呼びに来て、付き添い看護師さんと両脇を挟まれて一緒に廊下を歩いた。

手術室の前に到着。

ここまで病棟看護師さんが付き添ってくれて、すごく心強かった。

手術室に入る前に、手術室スタッフにメチャメチャ明るく出迎えられ爆笑

入口のところに、手術の準備を整えた主治医が微笑んで立ってくれていて、すごく安心した。

思ったよりも、幅の狭いベッドに横たわり。

説明されていた通り、右向きで背中を屈曲させると、硬膜外麻酔の注射。

想像していたより痛くなかった。

仰向けに戻って、マスクをつけられたあたりで記憶がなくなった…。


看護師さんに名前を呼ばれながら、肩を叩かれ。

叔母と夫に話しかけられた。

「よかったね。取り切れたって。」って。

そこから20時間くらい、魔の時間をHCUで過ごした。

いろいろ繋がれていたことも、

気管挿管して苦しかったことも、

無機質なだだっ広い部屋に1人寝ていて10分が1時間くらいに感じられていたことも、

辛かったけれど、何より腰の痛みがひどかった。

寝返りが打てなくて、動けなくて、痛くて痛くて涙が出てきたえーん

途中で交代した新人さんらしい看護師さん。

水飲みで口に水をふくませてくれるのが上手じゃなくて、右の首あたりにこぼれちゃって不快だったな…。


朝イチで主治医が顔を出してくれたとき、「やっとこの拷問のような場所から解放される!」と思って、涙がこぼれたんだった。



2022年10月16日(日)


あれから2年が経ちました。

730日。

かなりな時間ですね。

でも、あっという間だったなぁ。

あの日のこと、まだ結構鮮明に覚えてるし。


でも、痛みの感覚としては、確実に過去のものになっています。

傷も、あのときに比べて格段に薄くなりました。

でも、まだ気になって、友達に温泉に誘われても断ってしまうけれどショボーン


あの日のこと、その前の不安な日々、術後の回復途中の体や心の痛みを思い出す度、今こうして元気に暮らせていることに心から感謝しますキラキラ


でも、あの時期に決めた

「自分を大切に、1日1日を丁寧に生きる」

こと。

全然できてませんえーん魂アセアセ

特に「丁寧に」ガーン


つい、目先のことに精一杯になってしまう。

夜ふかししたり、身体によくないと思われるものを口にしたり、慌ててご飯を食べたり…。

特に、この1年間はひどかった…。

体重も一気に増えた(元に戻った)し…ガーンアセアセもやもや


毎年、10月16日は、自分を戒める日になりそうですショボーンアセアセアセアセ

いやいや。

来年はそうならないように、明日からは大切に過ごしていこう!!



2年経った今の体調。

ダウン

ホットフラッシュ&イライラ、気持ちの落ち込み…といった更年期症状

漢方で対処してもらってます。


ひどい便秘

漢方薬、グーフィス錠、ときどき酸化マグネシウムのお世話になってます。


関節痛

これは、自己免疫疾患との区別がつかずショボーン


右下腹部痛

2ヶ月連続で腫瘍マーカーが基準値を超えていたので、気になるところではあります

しかも、その頃から痛み出してるし…ガーン


病理診断後、4ヶ月に1度の経過観察を続けてきましたが、1年8ヶ月、1年9ヶ月と連続受診+CT撮影になったため、2年検診が後にズレました。


今後の予定は

10月末にCT検査

11月頭に診察(血液検査、内診+エコー)

です。


お墓参り


今日をどうやって過ごすか。


お墓参りに行くことにしました車

来週は母の命日ですが、守ってくれていることを感謝できるこの日に、お礼を伝えに行きたくなりました。


午前中、ちょっと用事があったので、お昼頃に駅で旦那さんにピックアップしてもらいました。

今日はりんりんトイプードルも一緒ラブラブ

両親に新しい家族を紹介しよう思って照れ

初の遠出。大丈夫かな?


高速を使って1時間ほどで到着。

道中、りんりんは良いポジションが見つけられなくて、私の膝の上でずーっとバタバタしてましたアセアセ


車から降りてみると、広大な敷地にテンション爆上がりのりんりんアップアップアップ


お墓とは違う方向にぐいぐい歩いて行きます歩く

怖くて降りられない階段だって、土の上ならへっちゃらニコニコ

トイレに行っていた旦那さんに

「ここ降りられたんだよ〜」

ってもう一度やって見せたら、びっくりしてましたびっくり

家の中では、勝手に2階に上がっては、助けを求めて吠えまくってます爆笑アセアセ


あちこちさんざん散策させられた後、やっとお墓の方向へ。

私が掃除している間、旦那さんはりんりんを連れて水を汲みに行ったりしてました。

つないでおくと、吠えるからね〜爆笑


ぼくもお参りしたよ〜トイプードル


永代供養塔にいる祖母と祖父のお参りもしました。


そうそう、2年前。

祖母たちの墓じまいの日程決めで、術後の入院中に叔母と揉めたんだった魂

そして術後1ヶ月半の体で、寒空の下、墓じまいに参列したのでした。

結局、叔母もピンピン元気にしてますけどね〜てへぺろ


それから、近くの叔父のお墓にもお参りしました。

こちらは急な階段が続く場所にあるのですが、ここでもりんりんは登りも降りも頑張って歩きました歩く


お散歩嫌いのりんりんが、今日はた〜くさん歩きました歩く

帰りの車の中は、私の膝の上ですっかりくつろいでました照れ


こんなに喜ぶなら、プチ遠出・旅行もいいかもおねがい

まずは今度、近くの大きな公園まで連れてってみよう!ということになりました。

そこまで頑張って歩けるとは思えないので、移動手段を考えなくてはびっくり



今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


明日からの新しい一週間。

みなさまが穏やかな気持ち&笑顔でいられる時間が多くありますように…流れ星