【英検1級】過去問を用意する | ぱんだのえいご学習帳

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やっと英検一級に合格することができたぱんだ子が合格までに準備したエッセイ&スピーチのネタ帳や英語学習について綴るblogです。どこかの誰かの励みになればいいなーと思います。

私が、英検1級の過去問に初挑戦したのは、2021年のこと。

初挑戦の時のデータはまた後日ご紹介します。

 

英検準1級の受験に当たって、合格するまでに用意したのは…

本旺文社から出ていた過去問(過去3回分)

本英検協会のホームページから利用できる過去問(3回分)

(2017年度第3回~2018年度第1回、第2回の3回分)

でした。

 

旺文社の過去問には6回分の過去問が掲載されているので、購入した分だけで6回×2冊=12回。

そして、英検協会のホームページから用意したものが3回分。

合計15回分の過去問を用意しました。

 

まあ、単純に、「英検1級を受けたいな~」と思い始めて、実際に「語彙をなんとかしよう」と取り組みはじめて、そして、「受ける!」と決めて受験するまでに、時間がかかったからこれだけの数の過去問が集まった…というだけで、短期決戦で「1年以内で合格する」と決めて取り掛かる方もいらっしゃるので、一概に「◎回分揃えて練習した方がいい」というものではないと思います。

 

ただ…。実践形式の問題集に触れて、時間配分だったり、本番に近いコンディションでリスニング問題を聴く練習は、十分にやっておいた方がいいと思います。

というのも…。英検本番では、100分のリーディング&ライティング試験の後に、リスニング試験が実施されます。

リーディング&ライティングとリスニングの間は、教室の試験監督者の方がリスニングのCDの準備などをする時間で、準備ができ次第すぐにリスニング試験は始まります。

 

100分間。集中して読んで、書いて…という作業をした後、ほっとする間もなくリスニングが始まるわけです。

 

リーディングとライティングの時間配分を計算する練習も大事ですが、この「リーディングとライティングの後のリスニング」っていうのが馬鹿にできなくて、かな~り疲れた感じの中で受けることになるので、

「100分間、集中して問題を解くとどのくらい疲れるのか?」

ということは、練習の段階で知っておいた方が、当日に慌てないだろうな~と思います。(本当に、想像以上に疲れます。)

 

ちなみに…。。英検のリスニングでは、2022年度?くらいまでは「リサイクル問題」というのが話題になっていましたよね。

つまり、昔の1級のリスニング試験で出題された良問が、数年後のリスニング問題で再び出題される…ということが度々ありました。

このため、過去問を多数集められる財力やら時間やらノウハウがある人は有利だけれど、そうではない人にとっては…ということがあちこちで言われていました。

受験料も決して安いとは言えない1級の試験。

どの受験生にとっても不公平がないように新作で!という声は高かったものの、それなりの質、レベルの問題を年3回、オール新作というのは厳しかったのかもしれませんね。

私が受験した2022年度第3回のリスニングでも、

「あ!これ、過去問で同じのを聴いた!」

と、覚えのあるものが1題ありました。

 

ただ、以降はリサイクル問題はなく「オール新作」らしいと聞いているので、”リサイクル問題対策”のためだけにリスニングの過去問集めをする必要はないのかなーとは思います。

それよりも、最新の傾向を反映した「リスニング問題集」を1冊買って、何度も何度も繰り返し解いたり、スクリプトを音読したり、音声教材を使ってシャドーイングする…方が有効な気がします。

 

たくさん準備しても、ただ本棚に並べて安心してしまって…では意味がないので、購入して、本番までに何度も解けるかどうか…ということも含めて、計画的に準備されることをお勧めします。

 

 

 

 

 

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