英検準1級の過去問を解いた時に、「これはマズイ」と思ったのが…長文読解でした。
TOEIC L&Rとは明らかに毛色の違う長文読解問題。
試験対策に特化せずに、日頃からしっかりと英語に触れることは大事だけれども、「英検」の出題傾向に慣れることも大事だよなーと実感しました。
TOEICで出題されるリーディングの問題は「ビジネス」の現場でよく飛び交っているもの。
なので、外資系企業で働いてきたワタシは、比較的、取り掛かりやすいな~と思っていたのですが…。
「英検」は、大学入試の長文読解の問題に近い気がしたので、最初は、大学受験対策で評判の良い問題集や自分が大学受験の時に使った問題集(「基礎英文問題精講」とか…)の最新バージョンを買って使おうかな…とかいろいろと考えたのですが…
結局、「準1級」の一つ前の段階の問題集を1冊仕上げてから準1級用に取り組もうと決めてこちらを購入して勉強を始めました。
(↑私が購入した2018年当時は、このひとつ前の版でした。)
英検2級に合格してから早◎◎年が経過・・・。
よもや、再び、英検2級対策の問題集を購入することになるとは…(きっと、書店の人は、子供に英検の勉強をさせようとしているんだろうな~と思ったんじゃないかなと…)
単語帳ひとつとっても、準1級レベルの単語が身についていないのに、いきなり1級の単語帳に取り掛かっても「苦痛」以外のなにものでもない。
(→準1級に受かっていても1級の単語帳はきつかった)
さらに言えば…英検1級の語彙問題は、準1級の単語帳に掲載されているものも混ざっているため、「準1級」「1級」の両方の単語帳に掲載されているものが身についていないと大苦戦することに。
「英語の教材」や「英語のラジオ講座」を選ぶとき、どういうわけか、背伸びして”ちょっと難しめ”のものを選ぶ人が少なくないようです。
でも、1級を受けるから1級対策と書かれた教材を最初から使う必要はないし、それは準1級でも同じことだと思います。
準1級は「2級に合格していること」は必須条件ではないですが、「2級までで求められるスキルが身についていること」は前提の上で出題されている試験だと思うので、もしも現時点で足りない部分があるのであれば、そこは潔く2級に戻って勉強しなおす…ということも必要かなと当時は思っていました。
しっかりと↑の問題集に取り組み、2級レベルは問題なし!な段階になったところで準1級の問題集に取り組みました。
(↑私が購入した2018年当時は、このひとつ前の版でした。)
2級対策の問題集を1冊仕上げたことで、だいぶん「英検」っぽい文章への抵抗感がなくなり、読みやすくなっていました。
ちなみに…この時の学びから、1級の試験勉強を進める中で↑の準1級の問題集もやり直しました。
英検に限らず、教材を選ぶときは、自分のレベルを見極めて、適切なものを選びましょう
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