311、あの日④ | やこぴーの大きいひとりごと

やこぴーの大きいひとりごと

日々感じたままに、、、

不思議だよね。

震災前までは、震度3、4位の地震でも
アワアワして、実家に電話したり、釣りに行っている主人や甥に気をつけるように必死で電話していた。

前年にテントなどのアウトドアグッズを使いもしないのに避難準備用に揃えていた。

女川から仙南、福島の海岸を釣りのポイントを探しながら、くまなくチェックしていた。

福島原発。ここか。。。

嫌な感じがしていた。。。


釣りに行っても河口付近で
「こんなお家🏠素敵だな〜〜。でも、ここじゃ津波が来るなぁ〜〜」などといつも考えてた。

逃げても逃げても津波が足下まで来る夢を何度も見ていた。


それが震災当日朝から非常に落ち着いている。冷静に判断出来ていた。

津波の夢も見なくなった。

不思議だ。


そして震災後の記憶が薄い。

所々記憶が無い。

どうやって40日以上ガスも水道も来てなかったのに、その間お風呂に入っていなかったのか?洗濯してなかったのか?

髪は会社の湯沸かしを使って良いとの事だったので給湯室で洗っていたのは覚えている。

親切にもシャンプーやドライヤーなど用意してくれていた。ありがたい💖

電気はいつ来たのか?
テレビ📺で何を見ていたのか?
記憶無し。


でも、暗闇のなかソファに夫婦二人
いつでも逃げられるような格好で並んで横に寝ていた時、幸せだった。


生きていた。


必死に探してくれていた。


それだけでオッケー👌だった。