（これは数年以上前に書かれたエッセイの再掲載です）
遠慮はいらない。しょっぱなからモノスゴくていいぞ。
出し惜しみもノー・サンキュだ。今スグ出すものがモノスゴくたっていい場所にあって、モノスゴクなくいるのはもったいなくない？
いいよ、いいよ、スゲェところ出しちゃってよ。
え？いいの？
そんなちっぽけな出し物で納得しちゃうの？君ってたったそれだけ？って思われちゃって損じゃない？いいんだって。スゴくていいよいいよ。
次善の策も要らないよ。モチロン、「これがダメだった時のために・・」なんて準備もいらないよ。この１発でキメていいんだから。周りが放っておかないから。
いろいろ考えたの？
ああ、じゃぁ、それは全部いらないよ。
一番スゴいのでいいよ。
スゴイってのがいくつかあるだけ。
考えて、考えて、準備したのはどーもシンキくさくて、みみっちいからすてといてよ。
輝かないでいられる人なんていない。輝かないでいる人はいるだろうけれどね。
君は自分を本当に発揮することにちゅうちょしないことだ。グゥーンと自分が精一杯のびをして、大量の空気を肺いっぱいに満たして、ありったけの声をたっぷり吐き出してワハハと笑うことだよ。
さぁ、いいよ。今からすぐ出していいよ。明日？明日の分は明日の君がやる。
さぁ、スゴくなれ。とびっきりスゴくなれ。どうせ誰も君と同じスゴイことなんてやれやしないよ。
君が、君の精一杯をやっちゃったら、きっと、みんな、うれしくって、笑っちゃうよ。
「わぁ、スゴイ！」って。
今スグ、君が出すもの、スゴくていいからね。イキナリスゴくていいよ。
イキナリなほど、いいな。あんまりスゴイと心配ごとも忘れちゃうよ。
スゴさがデカすぎて、まぶしすぎてね。
