大いなる田舎 | アメブロなpandaheavenブログ

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最近漫画の先生始めました。
好評です☆

写真を撮ったり映画を見たり。でもやっぱり普通が一番!
みんなも無理しないでね!

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以前は住んでもいた町でも、離れてしばらく経てば景色はいくつか変わるし、無くなっていく店や佇まいも、住んでるとき以上に「以前の記憶」と相対させやすく、よく見えたりします。

 

名古屋はリニア誘致と、その大掛かりな駅前工事に伴い、商業施設やモール状のビルがニョキニョキ生えだして、工事の多さは東京には及びもつきませんが、名古屋古来のなにかというより、新参の勢いのあるチェーン店や、地価の安いうちに目星の着く良好商業地の確保にと、なんだか忙しいんです。

 

「大いなる田舎」称号を持ってた名古屋は、東京大阪より町並みが新しっぽく、キレイではあっても東京にも大阪にも用事のある人は新幹線で日帰りできる距離でしかないためか、躍起になって名古屋に囲い込まねば、とは精神上でなってない。いるもんがあれば、行ってくればいいし、帰ってきたらいい、で済ます。

 

このけちくさい根性は合理でもあるが、地域に根づくものは「ものつくり」なる三河区の雄「トヨタ」系列の莫大な資本と覇権くらいであり、コメダ、ココイチ、ブロンコビリーなど「名古屋で当たれば、よそでも通用する」なるフレーズが通用すれば実際全国区へ融通が利きやすい体質に到れるようだ。

 

個人的には京都や近江の商人ほどの技量采配がなくても済ませられる土地柄の裕福はたしかに都合はいいけれど、「根付かない」ものだから、真に求めるもののあるヤングはこの地を離れがちで、戻ってもこない。それでいいと思う。「根付かない」は「育たない」でもある。

 

🐼もそこは幼少時から骨身にしみており、愛知名古屋出身者が県外にある時、伸びやかに見えるのはそうだろうよって思うのね。いわずもがなの枷があるのよ、空気に。田舎っていうのは、そういうものだし、ここが有事に機能したりもするから、そうそう厭うものでもないんだけどね、理解はないよね、やっぱ。

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さて、久々に名古屋に来た日、ビルがリニューアルしてたり、消えてる商業施設があったり、移転してたり、感じる感想が「東京みたいな開発の仕方だなあ」でした。

 

ゼネコンとかが似通わせちゃうのかしら?大規模工事は請け負える企業がどうしたって限定されるし、それほど土着のナニガシかに拘泥されるものでもないしね。なんか、のっぺらぼうな開発なんだよなあ。

 

程よく、田舎のまったり感残しといてくださいね。

 

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🐼は愛でも探しますわ。どっかにあるでしょうよ。看板になってるんだし。