4〜50年前のアニメやまんがが、日本から遠く離れたところで威力し、魅了してる。
エリックさんは「当時はディズニーなどの米国のアニメも放送されていましたが、日本のアニメには正義と勇気、そして強い愛を感じた」と回想する。
欧米アニメが「子供だまし」の領分から出てくることはなかったし、それが今になってもそうであることを顧(かえり)みれば、日本アニメがこどもの心にどっぷり組み合い、見下げることなく潤沢に心を高ぶらせてくれたことを本当に嬉しく感じます。
日本のコンテンツは中国や香港、台湾などアジア圏で長年人気を博してきたが、欧州でも年々その熱量が高まっている。
筆者は2023年末にドイツとイタリアを訪れた。フランクフルト・ツァイル通りの大型書店・Hugendubelにある日本のマンガコーナーは、想像を超えた充実ぶりだった。
「ドイツ人は無類の読書好き」ともいわれ、店内は客でごった返しており、地下の一角では『NARUTO』や『ワンピース』や関連のアニメグッズが陳列され、壁面の棚にもぎっしりと日本のマンガが詰まっていた。「新興マーケットを開拓したい」という店側の意気込みと、これに群がる若者の熱気が渦巻き、独特の空気を醸し出していた。
そうでしょうとも。
中国人留学生の中には、日本の福祉関係の大学に進学した劉英傑さん(仮名)もいた。京都アニメーションが制作するアニメ作品の熱狂的ファンだった劉さんは、2019年に起こった放火による全焼と多くの死者を出した“京アニ事件”に強いショックを受けた。そんな彼がたどり着いたのは、福祉の道だった。心身の不安定が犯罪に結び付かないことを願ってのことだった。
人の人生の前途を、向きを変えさせる力は本物だし、🐼自身、今現在その「信じよう」にどこまで賭けられるかを身をもって突進中なので、怖くて仕方ないのも本当だけれど、時代の変遷のうちに、こんな好機に過ごしてられる幸いも常々あります。日本に生まれといてよかったって、マンガアニメに関してはそう思います。
石川県輪島市は人口約2万3000人の小さな地方都市だ。その地方都市がアニメを通して世界にもつながっている。先が見えない不安の中でわずかな光があるとすれば、私たち日本人だけでなく、世界各地の永井豪ファンもまた被災地に思いを寄せてくれているということも、その一つではないだろうか。
縁あって、世界の誰かが旨を痛めてくれている事実は被災地を鼓舞する力になると思います。
震災が「知られる」要因となってるのは複雑な気持ちですが、本当にありがたく嬉しいのです。
永井先生の記念館は能登の漁村のすみっコみたいな位置にあり、以前懇意にしてた仕事先のひとつの結構近くだったのに、行きそびれてしまったことを今は後悔しています
いつでもある、だなんて思わないほうがいいんでしょうね。行けるときは行っとく、であるべきでした。教訓!