フィギュアスケートのシーズンですね。


十何年観てもワザをよく知らない
ど素人のわたくしが心奪われるのは、
ただ、ただ美しさ。

コスチュームや音楽のセンス、
振り付けだけに収まりきれない優雅さ。



4回転よりも、
3回転の方が美しい。

ボーカルがない方が美しい。

エキシビションのスポットライトのある
華々しさよりも、
選手がきわだつ
そして、緊張感のある試合の方がすき。


さてさて、そんなわたくしが
シニアに上がってきた時から
応援するのは、

宮原知子選手。
宮原知子選手が大好きです。

ひとりですっくと立って、
群れない、凛とした感じ。

椿の花を思わせる。

あの、オリンピックの代表選手を決める
一昨年の全日本大会の演技後のガッツポーズ
そのあとの目頭をおさえる仕草。
奥ゆかしさと品を感じる
アスリートです。

年々、洗練されて、
独自のたたずまいと美しさを纏う宮原選手。



今年のシンドラーのリストも、
情感の豊かさに
わたしの母を泣かせてたよ。

ホント、わたしも泣きそうになった。




スケートが美しすぎるから
感動して涙するなんて…