小川由秋 2005年
戦国時代、北条氏が関東で勢力を伸ばしていた頃
安房の国に里見義堯という武将がいた。
里見家の当主だった義豊に父親を殺され
その仇を取った末に当主になった義堯。
北条との戦いに二度も大敗しながら
一時は房総全域を治め
領民が安心して暮らせる国をつくることを
願い続けた武将の半生を描いた物語。
夏休みに千葉の史跡を巡りたくて
その前に歴史を学ぼうと手にした一冊。
里見といえばやはり「里見八犬伝」が有名で
八犬伝にまつわる観光地のほうが多かったりします。
でもその陰にはこの地を必死に守ってきた
本物の里見の武将たちがいるのです。
この小説はそのなかの第五代当主
里見義堯の半生を丁寧に描いています。
父の実堯は当主であった兄の義通を支え続け
自分も同じように義通の息子の義豊を
支える立場の人間だと思っていた義堯。
しかし義豊が実堯を殺したことから
運命の歯車が狂い始めます。
本意ではないとしても
家督を奪う形となってしまった義堯。
一時はそのことで悩みますが
当主としてこの地に平穏をもたらすことが
自分の役目であると決意します。
しかしそんな安房の国を脅かす存在だったのが
当時関東制覇を狙っていた北条氏でした。
北条氏との駆け引きやにらみ合い
そして国府台での二度の大敗。
そんななかで何とか
安房の国を守ってきた義堯の心には
父から教えられた仁の心が常にありました。
それは家臣や領民にも自然と伝わり
里見氏を支える大きな力となったのです。
知っている武将や地名が多く出てくるので
楽しくわくわくしながら読むことが出来ました。
物語は義堯の半生をなぞる形で進んでいきますが
側近の正木兄弟、間諜の大八や左平次など
魅力的な人物もたくさん登場します。
さらに義堯の子どもである義弘や種姫の
一途に誰かを思うまっすぐな生き方なども
読んでいてとても感動しました。
歴史小説というのは
フィクションとノンフィクションの
間にあるものだと思います。
里見氏は残された資料も少なく諸説があり
これが史実だとは言い切れないし
見方で全く変わってくるものだと思います。
しかし完全なフィクションである八犬伝の裏に隠れた
実在した里見氏の歴史を紐解くこの一冊は
とても重要な役割を果たしていると思います。
これを読んでさらに深く歴史を知りたくなりました。
いま息子は今月末のコンクールのため
土曜日も部活に行って練習しています。
でも今週は講師の方の都合もあり
急遽土曜日から日曜日に変更。
せっかく土曜日が一日空いたので
どっか行きたいねーと夜な夜な計画。
んで、土曜日は朝から
葛飾にある水元公園へ行って来ました。
ここは以前桜の季節に来たことがありまして。
記事はこちら。
その時は柴又で自転車を借りて
公園までサイクリングをしたんですが
今回は水遊びがメインなので
金町駅からバスで行きました。
金町駅から水元公園バス停までは5分くらい。
公園自体が広いので
土日は公園を循環するバスも出ています。
到着してまずは「せせらぎ広場」という場所へ。
ここは人工的に作られた河原のような場所で
かなり浅いので子どもも気軽に水遊びができます。
朝いちで行ったせいか独り占め。
その後は網と虫かごを持って生き物探し。
試しに私がやってみると
ちいさなエビがたくさん捕れました。
慣れてくると水の中もよく見えるようになり
クチボソという魚もげっと。
息子も最初は網をうまく使えずに苦戦していましたが
みるみるうちに上達して
タナゴ2匹とクチボソを4、5匹捕まえました。
特にタナゴはとても綺麗な魚で
息子は「飼いたい!」と言っていたのですが
近くのペットショップで見てもらったところ
すでに病気になっていて
長生きできないと言われたので
放してあげることにしました。
水遊びを満喫した後は金町駅で夜ゴハン。
cafe sweets+ というお店で
パスタとカップケーキをいただきました。
お店もケーキもとっても可愛くて
パスタもおいしかったので
息子に「彼女できたら連れてくると喜ぶよ」と言うと
「覚えとく!」と言ってました(笑)
でもって日曜日は朝から健康診断。
身長、体重、視力は2年前とほぼ同じでした。
最近体重の変動が気になってたんで一安心。
でももうちょい痩せたい。
午後は息子が部活に言っている間
旦那と喫茶店でまったり。
旦那は北条氏の本
あたしは里見氏の本を読んでました(笑)
夏休みに千葉の史跡巡りしたくて
里見氏の本読み始めたんだけど
もっと色々知りたくなった。
しかし歴史小説にまで手を出すと
読みたい本がさらに増える。。。
うまいこと時間作っていろいろ吸収しよう。






