黄 昏 ハ ン ド メ イ ド 。 -15ページ目

黄 昏 ハ ン ド メ イ ド 。

耕 せ ば ま た よ み が え る 星 だ か ら ぼ く ら は 両 手 を も っ て 生 ま れ た

先週あたりから
下の親知らず付近が痛み始め
みるみるうちに腫れてしまいました。

下の親知らずは
抜くのがかなり大変だと聞いていたので
なんとか腫れをとろうとしましたが
やはり自力では無理なので
抜くのを覚悟し、勇気を出して歯医者へ。

緊張しながら診てもらうとまず
「下は親知らず生えてないですね」と。

思わず「へ!?」と
大きな声で聞き返してしまいました。

どうやら上の親知らずが
下の歯茎を傷つけ
そこからばい菌が入ってしまったようです。

ということで、上の親知らずを抜くことに。

下に比べ上は楽という情報を耳にしていたので
今すぐお願いします!と
意気込んで抜いてもらったのですが。。。


抜けない。


なかなか抜けない。


まだかなーと考えるのにも飽き
今晩のおかずを考えていたらやっと抜けました。

思ったより奥のほうにあって
時間がかかったとのことでした。


しかし地獄はここからでした。


貰った痛み止めは2時間程度しか効かず
ズキズキと痛み始めます。

次の日になっても痛みは引かず
バイトで喋りっぱなしだったので
頭も痛くなってきました。

消毒に行ったときにそのことを伝え
痛み止めをたくさん貰ったのですが
それを飲みきってもまだ痛い。

そして一週間が経ち
ようやく徐々に痛みが和らいできました。

それでもまだ仕事中は
痛み止め飲まないとつらい。

上の親知らずがこんなに大変だとは。

右側は下も生えているので
今後抜くことになったらどうなるのか…心配です。


まあでもこうなったら他の歯のケアも含め
とことん診てもらおうと思います。


歯ってほんと大事だね。


もうひとりの息子


2012年 フランス

監督:ロレーヌ・レヴィ

出演:エマニュエル・ドゥヴォス、パスカル・エルベ


イスラエルで暮らすユダヤ人の家族。

16歳になった息子は兵役のために受けた健康診断で
両親の子どもではないことが分かる。

実はイラク戦争の混乱の中
赤ん坊が取り違えられていたのだ。

そして本当の息子は、パレスチナにいた。


赤ん坊の取り違えは
さまざまな形で描かれているテーマです。い

実際にどのくらい
事例があるのかはわかりませんが
自分が親となったいま
このテーマにはとても考えさせられます。

例えばいま、自分の子が実は
本当の子ではないと知らされたとしたら。

自分は何を思い、どう行動するのか
いくら考えても想像つきません。


そしてこの映画と他の作品には
おそらく圧倒的な違いがあります。

それはイスラエルとパレスチナという
民族の問題を含んでいるということ。

映画の中にも出てきますが
イスラエルとパレスチナの間には
どこまでも続く高い壁があります。

そして人々の心には
それ以上に高い壁があるのかもしれません。


この作品でも
取り違えられた本人たちやその家族の
様々な葛藤があります。

しかし彼らはそれを受け止め
人と人として向き合おうとします。

生まれた場所、育った場所
話すことば、肌の色
様々な違いを乗り越え
人間であろうとします。

その静かな葛藤は
国や民族、思想の壁を越えて
私たち日本人にも
大切なことを伝えてくれる気がしました。

遠い国の出来事ではなく
同じ人間として向き合える
素晴らしい作品でした。


永遠の0


百田尚樹

2009年


司法浪人生の健太郎は
祖母の死後、本当の祖父の事を
調べたいという姉を手伝う事になる。

本当の祖父は戦争で亡くなり
祖母は健太郎の母である清子を連れて
現在の祖父と再婚したのだった。

戦友会と連絡を取り
本当の祖父の事を知っている人たちに会いに行く2人。

しかしそこで告げられたのは
「臆病者」という言葉だった。


息子が先に読み
感動したというので借りました。

物語は現代に生きる姉弟が
当時を知る人たちから話を聞き
回想していくかたちで進んでいきます。

老人たちが語る戦時中の話は
よくある美談ではなく
とてもリアリティがあります。

形のつかめない宮部という人物が
様々な人たちの様々な角度からの証言によって
少しずつ形作られていく様子は
読んでいて引きこまれました。

ただ、筆者の伝えたいことが強すぎて
登場人物たちがそれを伝える
道具のように思えてしまいました。


戦争というのは
誰が悪いとか、誰が責任を取るとか
そういう簡単な問題ではありません。

だから描き方がとても難しいと思います。

この作品は今までにない角度で
戦争のリアルを描いた作品ではありますが
それもまたひとつの角度でしかないことも事実。

そこに強いメッセージ性を与えてしまうのは危険だし
物語を描くなら、文字から筆者が
透けて見えてしまうというのはどうかと思います。

そういった意味でも賛否あるようですが
それだけで片付けてしまうには惜しい作品なので
ぜひひとつの角度として
冷静に読んでもらいたいなと思います。

戦争のひとつの一面を見るという意味では
貴重な資料になると思います。