それは友人宅から帰るときのこと。


後部座席の子供達は黄色いフリースのプ~さんの毛布をどっちの膝にのせるか喧嘩していたのです。

最終的に力づくでもぎとった息子くんを娘ちゃんがそれはそれは恨めしそうな泣き顔で見ていたのです。



ウルトラマン・ソングをBGMにどんどん進む車。

楽しいドライブタイム。


いつのまにか歌う息子くんの声が聞こえません。


そろそろ子供達は寝たかな? 最近の私のお気に入りのLIBERA の曲をかけてもいいかしら?

後ろを窺うと、息子くんは夢の中。


そして、娘ちゃんは目をぱっちりと開け、私のしぐさで息子くんが寝たことを知ると。。。。



ばっさ~~!と毛布を奪い取ったのですっ!



バックミラーの中で、彼女の目はきらりと光り、満足げな笑顔でプ~さんの毛布を撫でています。



彼女の執念にすごすぎるっと思いながら、私は「風邪引くと可哀相だから、お兄ちゃんに代わりの毛布を上げなさいね」と言うしかありませんでした。



彼女はオレンジ色の別の毛布を息子くんの膝に広げ、自分はやっと眠りに付きましたとさ。


女の執念 ・・・ おそろしや。