きまぐれぱんだのひとりごと -14ページ目

きまぐれぱんだのひとりごと

何気ない日々の出来事や想いを徒然なるままに・・・
文字を使ってひとりごと

紺碧の空にくっきりと浮かぶ黄色い爪あと


ビルの隙間でニンマリと


チェシャ猫が今日も嘲笑っている


おはようとおやすみの間にあるこの世界も


非現実と不条理のパラドックス


破壊と創造の間にあるそれぞれの想像の世界


同じ現実の中に見えても


ひとりひとりのまったく違うものがたり


たくさんのアリスたちが迷い込んだ


地球という名の大冒険


まるで無限のループのように


流れ、廻り、繋がってゆく


ひとりひとりの呼吸の中にだけ


ひとりひとりの鼓動の中にだけ


隠されているほんとうの世界


それはきっと


宇宙という名のワンダーランド

なんだか心がざわついて寝つけない夜


窓の外、街の灯りをぼんやり眺めている


ビルの上の赤い光の規則的な点滅と


マンションを型取るやわらかなオレンジ


無機質な二色のコントラストの間に


暖かい人の息遣いが聞こえる


華やかで美しい夜景とは裏腹な深い静寂がそこにある


都会の片隅の不思議な夜の風景


今宵私の心は何に囚われているんだろう


静かに澄んだ心の奥底から


祈りにも似た叫びが湧きあがる



どうかこの星のすべての人の心に安らぎの灯がともりますように


いまこのひとときだけでも


どうか私の愛するすべての人の心にこの願いが届きますように


いつの日かとおい未来でも

 



そうか、私は寂しいんだね


そして安心して眠りたいんだ


人恋しさに眠れない夜、私は私をそっと抱きしめる


内側からきこえる音のない子守唄をうたいながら

日本に生まれたことを嬉しく思うのは


季節の移り変わりを感じるときだ


春夏秋冬それぞれに表情をかえる自然の美しさは


ありのままであることの強さとしなやかさを教えてくれる


人の心もまたそうであるように


巡りゆく季節のそれぞれが同じであるものはない


決まりごとのように繰り返される季節の中にも


その先へ歩んでいる確かな軌跡は残されている


ささいな日常の中でも


悲喜こもごもに人の心もまた移ろいゆく


それぞれが望む未来へと確かな奇蹟を残して


私は冬のにおいが好きだ


凛とした空気の中のあたたかな甘いにおい


雪がふる少し前の優しくてやわらかなにおい


それを身体いっぱいに吸い込む瞬間が好きだ


冬の冷たい空気はときどき私の中の溶けない氷を刺激する


ずっと昔からある透明なちいさなちいさな結晶


やわらかくてでもちょっと頑なな雪の結晶


普段は忘れてしまっている何かを呼び起こされるように


はじまりに還れと心のどこかで共鳴している


夏の激しさはないけれど冬の太陽はどこまでも暖かい


冬の優しい太陽の光を受けて


ちいさなそれはまるでクリスタルのように


内側から七色の光を放っている


凍えそうになる私をただそっと包み込むように