いちねん | きまぐれぱんだのひとりごと

きまぐれぱんだのひとりごと

何気ない日々の出来事や想いを徒然なるままに・・・
文字を使ってひとりごと

1年って長いようで短い


自分の中の自分や日常はめまぐるしく変化するけれど


過去の記憶はときに鮮明に蘇る


自分が打ちのめされた場所を再び訪ねることになった


図らずもそういう流れになったのだけれど


少し躊躇する自分を感じながら


1年前の軌跡をたどる同じ場所に立った


流れた時間の分だけ


確かに傷は癒えていったけれど


蘇る記憶の中に強い感情の残像が残っていた


私は何度も自分を抱きしめる


1年前、ただ深い悲しみだけでいっぱいだった


それを感じないように精一杯押し殺して


それでもそれに打ち勝つことなどできなかった


うつろな心で耐えていただけの私


痛みのない傷口がじわじわとにじんだ


大丈夫だよ


愛しているよ


私は何度も自分を抱きしめる


自ら創り上げた孤独の扉の中で


それでも悲しみと寂しさに向き合った時間


乗り越えるためにいちねんという時間が十分なのかなんて


私にはわからない


抱きしめた手から伝わるハートのぬくもりを感じながら


1年前の自分を想った


辛かったんだよ!


悲しかったんだよ!


寂しかったんだよ!


そうだよね。ごめんね。


もうひとりにはしない


あの時受け止められなかった悲しみの残骸ごと


私は何度も自分を抱きしめる


泣いていいんだ


悲しんでいいんだ


寂しがってもいいんだ


そのまま全部私が全部うけとめる


流した涙の分だけ傷は乾いていくのかな


今も私にはわからないけど


どんな私でも愛しているよ


内側から伝わる確かな暖かさを今は知っているから


もう一度


何度でも


私は自分を抱きしめる