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私がいつも愛用していた、Barilla n.5 (No.5) スパゲッティを買いに行ったとき、スーパー(オーケーストア)の売り場にさりげなく張り紙が。「バリラのn.5は太さが1.8mmに変わりました」 え?n.5 っていうのが太さ表示だったのに、番号そのままにして実際の太さを変えるなんてアリ?と大変疑問だったのだが、家に帰って以前買ったのと比べてみると、確かに、写真の通り、太くなっていた。なぜだ?

Barilla No.5

ネットをググると、2019年9月2日出荷開始というプレスリリースが確かにあった。これと同時に No.4(1.6mm)という日本市場向け製品が新たに投入されたとのことなので、それと太さが近い1.7mm を 1.8mmの方にずらしたのかもしれない。それにしても、太さが増えたのにゆで時間の表記が以前の9分と変わらないことや、太さの異なる2製品に同じNo.5という番号を振っていることや、成分が変わってしまったことなど、いろいろ謎が多い。(ちなみにこれらは日本向け仕様(日本語印刷)のもので、同じNo.5でもオリジナルはゆで時間などが違っていたと記憶している)

早速ですが、旧製品と新製品の違いをまとめてみた。

新製品を開封した時の感じは、太さが増えたことには気づきにくいが、明らかに1本が重くなったということはすぐに判った。ゆで時間の確認は、たっぷりのお湯で茹でながら30秒おきに取り出して確認する方法で行った。驚くほど違った。従来の細い製品は5分、5分30秒、6分、6分30秒と、わかりやすくアルデンテの状態が変化していったが、太くなった新製品は、変化がぼんやりしていてはっきりしない。手打ちうどんを茹でているような感じなのだ。つまり新製品の方が多少ゆで時間を間違えてもそこそこの仕上がりになる代わり、こだわりのアルデンテ状態を求める人にはゆで上げタイミングが判りにくいものになったと感じる。そして、出来上がりの味は、まるで違う。もしスパゲッティを細麺と太麺の2種類に無理矢理分類したとすると、旧製品は細麺で新製品は太麺である。新製品は「ママースパゲッティのよう」と言えば伝わるだろうか。モチモチとしてパスタとうどんの良いとこ取りみたいな感じに近いと思う(全然褒めてないな)。

ちなみに、ここに書いた実際のゆで時間は、あくまでたっぷりのお湯できちんとゆでた場合の時間ですが、家庭の食事の場合は大抵小さめの鍋と少な目のお湯で茹でるでしょうから、もう30秒くらい多くかかるかもしれません。

そんなわけで新しい No.5 は、従来の No.5 とは太さも味も全く異なる別の麺だ、と理解します。

もう従来のNo.5 と同じものを入手することはできなくなるので、今までNo.5で培ってきたスパゲッティ作りのスキルは全部パーになった!という悲しい事態を今認識するのでした。ぐすん。

とりあえず、今後は新製品のNo.4(1.6mm)を試してみることになるのだろうか。

ちなみに、私の場合、Barilla を使うようになったきっかけは、Buitoni の一般消費者向け製品が2005年頃から販売されなくなったことなのだが、最近またBuitoni も入手しやすくなっているので、そのへんも候補に入れて新しい「マイパスタ」探しの旅に出ることになるでしょう。

目的

十分な大きさの無いビデオライトで撮影対象を照らすとどうしても中央が明るく周辺は暗くなってしまいます。例えばこのゴーヤの写真は右側と左側が暗くなっています。


普通の写真ならこのままで問題になることはまずありませんが、例えば隣り合ったふたつの写真を連結したりすると、明るさのムラが目立ち無視できなくなります。これを元に戻します。

基本:Photoshopで明度調整

本題に入る前にまず予備知識の整理です。

真っ黒な画像に半径100ptの円と横幅200ptの長方形でドア形の選択範囲を指定します(図1)

この選択範囲に対して「境界をぼかす/半径25pt」を指定すると、下の図2のように選択範囲が表示されますが、これはぼかした範囲の外側を示すものでも内側を示すものでもなく、概ね中央部分を示しています。

ぼかした範囲全体を青くハッチングしたのが下の図3です。

この選択範囲に対して、「イメージ」「色調補正」「明るさ」で明るさを+50とすると下の図4のようにぼかしの範囲にグラデーションを掛けたように明るくなります。

普通の安い液晶ディスプレイだと図4の結果はどうなっているのか判りにくいと思います(目の錯覚もあります)。そこで、「スポイトツール」を使って、いろいろな場所の色を拾って明度を確認してみます。

図5のように、ぼかしの範囲に入っていない中央部分はどこを取ってもRGB各50で、確かに明るさが丁度+50されたことが確認できます。ぼかしの範囲は外にゆくにつれ徐々に暗くなり、ぼかしの範囲の一番外側で0(真っ黒)になっています。一番最初に指定した(境界をぼかす前の)選択範囲の位置で値は中心の25(50の半分)になっています。

 

以上で、指定した選択範囲をぼかした上で明度調整した結果がどうなるのか、仕組みが理解できたと思います。次にこの方法を使って実際に写真の明度調整をやってみます。

本題:写真の明度調整作業

まず、写真の「どこを」「どのくらい」調整したいのか確認します。ディスプレイを見ても目の錯覚で間違えますから、スポイトツールで確認します。はじめのゴーヤ写真を見ると、右端と左端が暗く、直線的なことが判ります。背景の茶色部分で確認するのが便利そうなので、スポイトツールで吸った色の明度の値を(カラーピッカー等で)確認します。その結果が次の図です。

195 215 235 264 284 289 273 258 229 187 173 

と、肉眼ではあまり気にならなかった明度の変化が数値にすれば一目瞭然です。

左側は大体20ステップで200から280まで、右側は大体25ステップで180から280まで直線的に変化しています。

まず左側を修正します。最終的に280の明度を目指すとして、+80から段階的に+0までになるよう、選択範囲を決めます。選択範囲は、ぼかしたい範囲ではなく、ぼかしたい範囲の中央部分を指定します。

次に選択範囲をぼかします。ぼかすのはぼかしたい領域の幅ではなく、幅の半分です(図7の195-215-235 あたりの範囲の幅の長さ)。

最後に、明度調整します 280-200=80なので +80 して明るさを280あたりに揃えます、と言いたいところですがRGBで +80なので約1/3の +27くらいで丁度いいはずです。その結果が図8です。左端が中央部と同じくらい明るくなりました。

同様に、右端も180から280までを280に揃えます(図9)

明度は揃ったものの、全体に明るくなりすぎたので、適当に修正して完成

最初の写真と比べて何が変わったの?というくらい肉眼では違いが判りにくいですが、並べてみれば判ります。下が元の写真。使った例が悪かったですね。てへぺろ

ちなみに、この方法ですと、元の画像を書き換えてしまうので、元の画像は書き換えずにフィルターだけ作りたいという場合は、レイヤに対してトーンカーブを付けるようなこともできるみたいですが、やり方わかりません(私のPhotoshopは古いのでできないようです(?))。

$taroimoのブログ-ミニ白菜
プランターで作った白菜を収穫しました。鍋にして食いました。冬の野菜は糖分を蓄えるから甘くておいしいんだよん。