10年前、精進川公園の近くに住んでいまして、その頃の

カルガモの写真が出てきました。








下記は10年前のコラムです。

 

2009年9月10日 (木)

 

母原病

 

 小児科医の久徳重盛先生の「母原病」を読みました。

 

 聞きなれていない言葉ですが、「母原病」とは母親の子供への

 

接し方を原因とする肉体的、精神的疾患で、

 

「母」に「原因」ということで「母原病」と名付けられました。

 

過度な「甘やかし」「過干渉」「過保護」な母親が

 

「母原病」の原因になっているといいます。

 

 また、反対に「放任」過ぎる母親にも「母原病」を引き起こす心配が

 

あるそうです。過保護型、放任型、どちらも度がすぎるのは

 

よくありません。どちらのタイプも放置すると人格障害に至る

 

危険性も高く、反社会的行動を起こすことも多いそうです。

 

 

 

どうしてこんな病気が出てきたのでしょうか?

 

私は終戦直後の生まれ、田舎で三世代同居の大家族の中で育ち

 

ました。

 

祖父が結構威張っていた家庭でした。

 

姉妹も多く、小さい頃から家族にもまれて育ちました。

 

しかし現在では多くの場合、核家族で地域社会との関わりが薄く、

 

孤立した母親が子供をペットのように狭い考えで育てているような

 

ケースが非常に多いような気がします。

 

私たちの育った頃に比べるとは大きな違いがありますね。

 

まさしくこれは「母原病」の病原菌の温床かも知れません。

 

原始的な人類の時代には、人間は子供を群れの中で育てていたと

 

いわれています。私たちの子供の頃は大家族の中で貧乏ながら

 

食料や物をわけ合って、助け合って暮らしていました。

 

物質的には貧しかったのですが、

 

相手のことを思いやる優しさも育てられたのです。

 

ひるがえって、今の世の中はどうでしょうか?

 

物質的には世界の頂点と言えるほど豊かになりましたが、

 

それと引き換えに失った人間関係、家族関係、そして地域の崩壊は

 

眼を覆うばかりだと思うのは、果たして私だけでしょうか?

 

物やお金だけでは幸せを得られないのですよね・・・・・・

 

豊かな人間性、社会性を備えた人を育てる為には、

 

やはり日本人の一人一人が、価値観を変えないといけないかも

 

しれません。

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そして、10年前は町内会でダンスを習っていました。


お蔭様で、白石区に越してきても、現在南郷通り19丁目の

浜田ダンスアカデミーのサークルレッスンは時々受けています。


電話 011-598-9055

最近は小学生のコースもありだし、ダンスのイメージが昔とはまったく違って
います。ダンスしている人は平衡感覚よく転倒防止にもなっているみたいです。

80歳はざらにいるそうで、私のクラスはまだまだ若い!と励まされたりして・・・




そして10年前はレース編みなど夢中でやっていました。



今は中々会えなくなってしまった先輩にも、10年前ストロー

を編んであげました。

本日は10年前の投稿からでした。