”ありがとう”


人に何かしてもらったら、感謝の気持ちを込めて使う。


”ありがとう”と”ごめんなさい”を素直に言える人は、


成長する。人に好かれる。


だから、どんどん使いましょう!


って去年新入社員研修でいってたな。


だけど、本当にそうだろうか?


私は、”ありがとう”も適切な場面で使わなければ、


ただの音でしかなくなる気がする。


それだけならまだいいが、


人に不快感を与える言葉に変容こともあるように思う。


例えば、会社で毎朝4人で掃除をする。


役割は掃除用具置き場ににたどり着いた順に掃除機、モップ、ガラス拭き、棚拭きになる。


Aさんは、一番最初に掃除用具置き場に行く確立が高いため、掃除機になる。


そのあとBさんが来る。Bさんはモップだ。


と、ここでBさんは、掃除機を持ったAさんに”ありがとう”という。


理由を聴くと「いつも重たい掃除機をやってくれるから」だという。


でも、Aさんからしたら、たまたま1番に着くから掃除機なだけだ。


他の掃除用具の時だってある。


掃除機が重いという意識もなければ、苦痛なわけではない。


誰のためでもない。ましてやBさんのためでもない。


それに、イヤなら一番に掃除用具置き場に行かないということもできる。


だから”ありがとう”と言われる筋合いはない。


どの役割になっても、掃除は掃除だ。


みんな一緒に毎日やってる掃除だ。


もしかしたら、私の考えがひねくれてるのかも知れないけどあせる


とにかくBさんは、いっぱい”ありがとう”と使うの。


それに違和感を感じてならない。


いつでもどこでも”ありがとう”では、有り難味がなくなるのではないか?


相手の心に届かない”ありがとう”は、ただの音でしかない。


”ありがとう”は、言った本人と言われた相手の両方が


温かい気持ちになってこそ生きてくるように思う。命を持つ。


決して、軽く使われるべき言葉ではないはず。



だから私は、”ありがとう”を使うとき、


慎重に場面を選び、相手の心に届くように、


大切に響かせたい。