もうひと月半、実家に顔を出してないことに気づいて
自転車でひとっ走り行ってきた。
街路樹も色づいて、もうすっかり秋だというのに
1時間、ペダルを踏み続けてたどり着いた時には
Tシャツが汗でびっちょりだった。
さすがにもうそんなに汗などかかないだろうと
油断していたので着替えを持っていない。
ちょっと駅ビルまで行って買ってこようかなと思う。
そんなぼくを見て、父はいそいそと自分のタンスをあけて
セレクションを開始し始めた。
世話焼きの父は、自分のシャツを貸したがる(笑)ひと。
体格はぼくより半周りほど小さいだけなので、
サイズだけを考えればなんの問題もないんだけど
母が大きめなシャツを好むひとなのでどれもでかい。
ぼくはでかいTシャツはきらいなので困る。
プリントのセンスもいまいち、いや、いまに だし。
一番いやなのは、貸してくれるシャツにはいつも
食べこぼしのしみがついていること(涙)
そしてうっすら父のかほり・・。