昨日は打ち合わせがありまして…(゚ω゚)


サンリオさんにお邪魔しました!


来年はキキララちゃんの40周年ということで、会社の中がキキララちゃんづくしになってましたヾ(*゚ω゚*)ノ

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お世話になっている鈴木さんと(゚ω゚)


なんのお話だったか、お楽しみにです…!






からの!


新宿シネマカリテで、「ぼんとリンちゃん」上映後トークイベントに出演させていただきました!

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監督の小林啓一さん、映画評論家のくれい響さんとご一緒させていただきました!


映画についてはもちろん、監督が昔、モーニング娘。さんを輩出した「ASAYAN」のディレクターをなさってたというお話など、短い時間でしたがいろいろ伺うことができて楽しかったです(゚ω゚)






トークイベントではお話ししきれなかった感想、ちょっと書いておきますね、ネタバレ注意です、まだ映画をご覧になってない方はここから先は目を細めてお読みください(´=ω=)




まずですね、この映画は腐女子のぼんちゃんが主人公なわけです(タイトルをみても、「ぼん」は呼び捨てなのに対し「リンちゃん」はちゃん付け)が、私自身はアニメとかゲームとか、BLとかそういうの不勉強なので、トークのお話いただいた時、ちょっと不安もあったのです。


でも実際に映画をみてストーリーを追うにあたって、そしてぼんちゃんの気持ちを追うにあたっては、観客に1番近い視点がリンちゃんだからなのか、主人公とちょっと距離をおいて見られて、それが私にはよかったなーと!

リンちゃんはぼんちゃん以外の人の前だとヲタクを隠したがったりもしてて、服装もヲタヲタしくないのです。
そういう「ヲタク」と「そうじゃない人」の中間?であるリンちゃんが、「ぼんちゃん(映画)」と「観客」をもつないでくれてる感じがしました!



ところで、この、「主人公は女の子(破天荒な子が多い)なのに視点は男の子(わりと冷静、主人公に振り回される)」っていう構成は、今流行ってるライトノベルっぽさがあるなーって思ったです。

そしてぼんちゃんリンちゃんべびちゃんがみゆちゃんの彼氏のところに乗り込むところとかはRPGを意識して撮られたって監督からコメントがあった(パンフレット)通り、仲間やアイテム、情報を集めながら進んでいく、ゲーム的な要素もあるのだなー、と。

私、ラノベもゲームも全然知らないにわかなので、あくまで感覚的な感想で申し訳ないのですが…

要するに、ヲタクであるぼんちゃんの冒険を、ヲタクコンテンツであるラノベやRPG(そもそもラノベはRPGを起源としてるんじゃなかったかしら?)的な要素を取り入れて映画にしてるっていうのが、メタ的?で面白いなーって思いました。だからこそ、全編通して濃ゆーい「ヲタク感」が楽しめるんじゃないかな、と…単に人物設定が「ヲタク」なだけじゃない、真のヲタク映画なのだと思います。

ならばこの映画はヲタク以外の人には関係ないのかというと決してそんなことはなくて、アイドルヲタさんとは日々仲良くさせていただいてるけどアニメやゲームのヲタさんのことは全然わからない(不勉強ですみません)私でも、ぼんちゃんの成長、みゆちゃんの葛藤、リンちゃんの優しさ、すごく感じて楽しめました!

だから、ヲタクを描くことが最大の魅力でありつつ、ヲタクじゃなくても通じる面白さがある、すごい映画なのだと思います!

だけどやっぱりぼんちゃんは「ヲタク」じゃなきゃダメなのです、それは多分、ぼんちゃんの独特の話し方とその内容が効いてるからなんじゃないかと。

ぼんちゃんは好きなもの、好きなこと、好きな言葉、なんでもちゃんと口に出してるわけです。それは時に、人前で言うのは戸惑っちゃいそうな妄想だったりもするわけですが、そういうものも含め、あとはラストシーンでの「苦悶」についてのひとりごとだって、頭の中で考えてることをそのまま口に出しちゃってます。

それはもちろん、そばで聞いてるリンちゃんとの信頼関係ゆえではあるし、みゆちゃんへの心配とかリンちゃんへの心遣いとか、相手を思って口に出さずに秘めてた部分もあるけど、でも基本的に、ぼんちゃんは結構無防備です。

これがたとえば、考えてることを頭でいったんまとめてから発信するタイプ(私含め)が主人公だったら成立しないよなーと。その場その場でぽんぽん発信してくれる、言葉が溢れてくるぼんちゃんだからこそのテンポ感が魅力なわけです。お店の中でぼんちゃんがずーっとおしゃべりしながら、リンちゃん、べびちゃんと歩くシーンの長回しとかは、そういう意味でのぼんちゃんの魅力満載の素敵なシーンだと思いました。

だからこそ、そんなぼんちゃんが発信しなくなる場面(べびちゃんとの待ち合わせにみゆちゃんが現れた時とか)は、ことの重大さがひしひしと伝わってくるという…!




ちなみに小説版ではそれぞれの登場人物の胸の内とか、家庭の事情とか、より細かく明らかになっていきます。でも、「これを読まないと映画の内容わかんないよー」っていうものではなく、逆に「これだけじゃ物足りないから映画見なきゃ」というものでもなく…「映画をみて、これも読むと、ぼんリンはより面白い!」っていう、両方が最高のバランスで成立してる感じがまたすごいなーと思うのです、いやはや!

しかもこれって、ヲタクコンテンツでよく使われる手法「メディアミックス」に通じてる気もします。

アニメとラノベと映画、同じ作品シリーズだけど微妙にストーリーが違ったり、同じ主人公が活躍してるけど、それぞれのバージョンでオリジナルのエピソードがあったりしますよね。
どれかひとつだけかじっても楽しいけど、全部知ればもっと深められる、という…

ぼんリンの映画と小説の関係もまさにそんな感じだなと!作品の在り方自体が、「ヲタク」文化に寄り添ってらっしゃるというか…いや、深読みしすぎかな…




とにもかくにも、まだ見てらっしゃらない方、もう一度の方、映画も小説も、ぜひ楽しんでくだされ!

公式サイト→http://bonlin.jp/
















そんなこんなで!



今日から北海道ヾ(*゚ω゚*)ノ

明日は札幌moleでライブ、明後日は札幌つどーむで「ゴールデンマーケット」でライブヾ(*゚ω゚*)ノ



詳しいことは
http://yufuterashima.com
ここ見てね( ´ ▽ ` )ノ


来週東京に帰ってからもいろいろ盛りだくさんだよ、10/11は自主企画@渋谷Glad、その他ライブが続くけど、新しく発表になったのがこちら!

新木場コーストでのウタ娘さんライブ、2部

ぜひ遊びに来てねん!




ではまたー( ´ ▽ ` )ノ