ちゃんと生きてます。
特にアカは「なんとか生きてはいる」という状態です。
もともと若い時から、柴犬には多いと言われるアトピー性皮膚炎で、体中をかきむしっていました。
目の周りも掻き過ぎて毛がパンダ状になくなり、足は歯で噛んで自分でその痛さにキャン泣きしながらも、血だらけになるまで噛んだり掻いたりしていました。
耳の中も痒いらしく爪を突っ込んで掻き、しょっちゅう頭を振っていたせいか、耳血腫という耳介に硬いこぶができた状態になって、柴犬なのに耳が垂れてしまいました。
毎週1、2回シャンプーをしても痒がり、薬を飲ませたりもしましたが、どれも効果はあまりなく、獣医さんの予言どおり、年齢とともにひどくなるばかり。
そのうち白内障になり、見えないのを怖がって散歩を嫌がるようになりました。
たぶん、今は全盲です。
ただ、歩けるうちは散歩をやめるつもりはないので、どんなにゆっくりペースでも歩かせています。
そして、どんなに餌を食べても食べても、やせ細るようにもなりました。
もう、骨と皮にうっすら毛が生えている、柴犬「みたいな」生き物となっています。
今まで、夕方の散歩だけで排泄ができていたので、散歩をきちんとしていればよかったのが、自分のケージの外に出すと、部屋の中にもかかわらず排泄してしまうようになり、家にいるときにはケージから出せなくなってしまいました。
さらに、今はとうとう2時間もケージの中に入れておくだけで排泄を我慢できず、自分のケージの中で排泄するようになっています。
朝、起きてくると、部屋中に糞尿のニオイと、その上で平気で寝ているアカ。
普通、犬は自分の寝床を汚すのは嫌うので、排泄の場所は違うところにするものなのに。
アカは12歳。いわゆる認知症です。
今は食糞までしてしまうので、なるべくこまめに庭に出し、汚れたペットシーツを毎日洗います。
目が見えなくなり、耳が遠くなり、排泄をコントロールできなくなり…と、一つずつ一つずつ、できなくなってきています。
そのうち、完全に歩けなくなり、食べることができなくなったとき、命の火が消えるのでしょう。
幼犬の時から飼い、一緒に暮らして12年。
はつらつとしていた頃を知っているので、弱っていくアカを見るのは切ないし、後から生まれたムスメとももたろの世話にも手がかかるのに、アカがケージの中で排泄していたりするともうげんなり…
そう、アカは介護が必要なのです。
私は人間の介護はしたことないけど、アカの身体は人間よりは小さいし、おとなしいので介護も楽。
それに家族なので。最期まで一緒に暮らしていたい。
ホントはね、心も体も若く元気なまま長生きしてほしいけど、不自然な繁殖で生まれても年をとるのは自然の摂理。

寝るか、食べるか、排泄するか。今の彼にはそれしかありません。
「子供叱るな来た道だもの。年寄り笑うな行く道だもの。」
子どもと老人(犬)を知って、この言葉が深く沁みています。
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