ホルモン治療2年経過と今後。 | パンダノート。

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41歳の春だからー。


一昨年の夏から始めたホルモン治療。


私は3ヶ月に1度のゾラデックス(お腹に注射)で卵巣の機能を止めて、毎日2回、タモキシフェンを経口投与しています。


生理は完全に止まり、おかげさまで不眠やホットフラッシュ、肥満にイライラと、割と副作用フルコースで過ごしてきました。


現在、閉経前のホルモン治療の標準治療期間はだいたい5年といわれており、そのうちゾラデックスやリュープリンなどの注射は最初の2年間まで、以降はタモキシフェンの経口投与のみを続けることが多く、


私もこの夏でめでたくゾラデックスを打ち始めて2年を迎えましたので、


そろそろあの痛い注射と高額の治療費から開放されるかも?とワクワクしながら、


先日の乳腺クリニック定期受診の際に、先生に聞いてみました。


先生、私ゾラデックス2年になりましたけど、そろそろ終わりですかね?あとはタモキシフェンだけになりますかね?ね?


「いや、○○さんは、もう1年ゾラデックスを続けましょう。」


…え?でもでも先生、ゾラデックスって、一般的には最初の2年であとはタモだけって言われてますよね…?


「そうなんだけどね、ゾラデックスをやめてタモキシフェンだけにすると、若いひと(あくまでも先生が言ってる)は稀にだけど、子宮内膜が厚くなってしまって、生理ではない大出血を起こしたりする危険性もあると言われていて。」


…ひえー、それは怖いですね…。


「そうそう、だから、○○さんの場合はタモキシフェンを飲んでる限りはゾラデックスも続けたほうがリスクが少ないと思う。」


じゃあ、私の場合、5年間ゾラデックスを打ち続けなくちゃいけないんですかね…。


「いや、○○さんはガンが小さかったし、全摘しているから再発の可能性は少ないと思うからね、僕はゾラデックスもタモキシフェンも、一緒に3年で終了させようと考えています。」


…ほんとですか?じゃあ来年の夏で、ホルモン治療終われるんですか?


「一応、今のところはその予定」


…やったやったー!!



来年の夏まで頑張れば、もうお腹に痛い注射しなくても良いんだー!



2年だと思っていたゾラデックスが1年延びたのは計算外だったけれど、
まだまだ先は長いなと思っていたホルモン治療のゴールが見えてきたのは、うれしい!




「はい、そういうわけでお腹だしてー、今日は右でーす。」




う。


そうだったそうだった、


浮かれちゃったけどまだ注射はしなくちゃなんだった。


そんな私のお腹に先生は容赦なく、痛い麻酔をぶすり、続けてゾラをぶすりぱちん。


もう来た!…ぐぇぇ、痛い。



多分私、


騙されて連れてこられ、いきなり予防注射を打たれた犬みたいな顔をしていたと思います。



でもこれもあと1年の辛抱、うふふー。



*今回の内容につきましては、あくまでも私の場合、ということで。
乳がんにもその治療にも、それぞれ色々な考え方があると思いますので、ご参考程度にお読みくださいませ。