手術。 | パンダノート。

パンダノート。

41歳の春だからー。


手術前夜、


明日が来るのが怖くて、夕食はあまり味がしなかったのを覚えています。


睡眠薬を飲んで寝たけれど、あまり眠れなかったな。



2015年5月8日。



7時起床。


起き抜けにお水を少し飲んで、朝の検温と手術用の点滴を入れました。



点滴をしているので、あまり大きくも動けず、午前中から来てくれていた母と、ぽつぽつ喋りながら、ベッドで手術室に呼ばれるのを待ちました。



そしてついにその時が。



看護師さんに手を引かれ、点滴の台をガラガラ押しながら、歩いて手術室に入りました。



よっこいしょと自分で手術台に上がり、看護師長とぽつぽつ話をしているうちに、


点滴に麻酔が入り、


まぶたが重たくなって、まばたきを1回。



目を開けたときには、もう病室でした。


途端に左胸に痛みが。



私はあまり覚えていないのですが、付き添ってくれていた母への第一声は、


「…痛い、痛いよ」


だったそうです。




その夜は、


朦朧とした意識の中で、痛み止めが切れると看護師さんを呼ぶ、の繰り返し。



なかなか朝が来なかったな。




つづく。