ブログネタ:子供のころ言われて信じていたこと
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子供の頃、ではないのですが。
昔読んだ、村上春樹の短編集のなかに、
「アスパラガス畑に夜入ってはいけない。」
というような内容の1編がありまして。
ある夕暮れ、アスパラガス畑で迷子になるお兄ちゃんと小さな妹。
アスパラガスは夜、月の光を浴びると、有毒なガスを根本から出すことを思い出したお兄ちゃんが、
怖がる妹をなだめながら、
夜に備えて、2人で一生懸命穴を掘り、そのなかで息を潜めて朝を待つ。
みたいな話。
それを読んで、
「そっかー、アスパラガスって有毒ガスが出るのかー。アスパラ農家は大変ね。」
なんて、本気で思っていたことがありました。
で、後日、友人にその短編の話をした際に、あっさり、
「ちょっと、あんたなに言ってんの。
アスパラ “ガス” でしょ。」
と、失笑されまして、初めて気づいたわけです。
んー、恥ずかしかったなー。
あとねー、
「アンチテーゼ」って、食材的な、なにかだと思っていたり。
まぁ、村上春樹氏には、いろいろやられています。
って、勝手に勘違いしているだけなんですけどね、えへへ。
明らかに、勉強不足ですね、
・・・気をつけます。