そんなこんなで、翌日。
朝一番のはずが10時をかなり過ぎてから、
S便からの返答が。
「確認したところ、やはり当社ドライバーのミスでして…出版社様とやり取りをした、東京本社のものも、勘違いをしていたようで・・・・。」
そんなことはわかってますよ。
で、私の荷物はどこに誤配されたんですか?
「それが…、担当したドライバーの母親が昨日急に亡くなりまして、事情聴取がしばらく出来ない状態でして」
…は?!
ここで私の堪忍袋の緒、ぷちーん。
誤配そのものと調査に時間がかかること関しては、
百歩譲って、最後まできちんとした対応をしていただければそれでいい。
身内の不幸だって、いろいろ大変なのでしょう。
しかし。
その『ドライバーの身内の不幸』
はあくまで社内の問題では。
わざわざ私に言うことではないよ。
調査が長引くことをあらかじめきちんと詫びれば、それでいいのでは。
私が欲しいのは結果な訳ですからね。
対応のお粗末さにただでさえ不信感が募っているのに、
まるで同情を引こうとするようなことを、わざわざくっつけてきた。
「それはそれは大変ですね、私の荷物なんて後回しでいいですから」
なんて言うとでも?
そこからは相づちを一切止めて、
商品の保証の件と、どこにどう誤配されたかの結果を必ず報告することを念押しして、電話を切りました。
その後出版社からは改めて詫びの電話があり、
新しい商品をKネコさんで発送、誤配された商品が出てくるまではS便との対応も引き続きしてくれる、とのことで終了。
ああ、
私の住所・氏名・携帯番号の書かれた伝票付きの荷物、
どこかの宅配ボックスに、じーっと入っているのかい。
見ず知らずの人に、びりびり開けられてしまっているのかい。
辱しめられているのかい。
飛脚のマークの方々、
もっと誇りと責任を持って仕事してほしいです。
まあ、私はもう二度と荷物は預けないけど。
そして出版社のお嬢さん、
ちゃんと自分の目で確認して、裏を取ってから、お知らせしましょうね。
んー、
自分も社外への対応には今まで以上に十分気をつけなくては。
というわけで、怒りに任せて長々と書いてしまいましたが、
これにて、完。