本当に些細な事だった。
ただ優しくしてくれただけ…。
それだけで…。
いや…誰かを好きになった事がない私には、これが恋なのかすらわからない。
前まで君を見ても何も感じなかった。
だけど、今は自然に目で追いかける。
授業中も君の仕草を見つめてしまう。
ただ君と話しているだけで楽しい。
ただ君と一緒にいれるのが嬉しい
君がこっちを見て…手を振ってくれる。
ただそれだけなのに、恥ずかしくなって目をそらしてしまう…。
もう……なんでなのよ……心臓のドキドキが止まらないんだよ…。
いつも寝る前、君の事を強く思う。
……君はどう思ってるのかな?
私と同じ気持ち…なのかな?
だったらちょっと……ううん、かなり嬉しいな…。
でも、違ったらと思うと不安で仕方ない……。
胸が圧迫される……そんな感じ。
切なくなって…枕をギュッと抱きしめる。
そろそろ…私だけを見てほしいな…。
なんて思いで書いたラブレター。
彼の下駄箱に入れた。
「放課後、教室で待っていてください。」
その日1日、彼を見れなかった。
待ちに待った放課後。
漫画でしか見た事ないシーン。
緊張、不安で頭がおかしくなりそうだ。
今、私の目の前に…私の好きな人…。
私の初恋の人がいる。
君ももうわかってるでしょ?
今から私が言う事。
私の思い。
だからね?受け止めてほしいな…。
「あなたの事が…好きです。」
