英国Warwick MBA留学記 -2ページ目

英国Warwick MBA留学記

2014年9月から2015年9月まで英国Warwick Business SchoolのMBAに留学し、現在はスペインESADE Business Schoolに交換留学中。MBAや海外生活について綴りたいと思います。
ご質問等は(warwick.pandamaster*gmail.com)までお願いします。(*に@を入れて下さい。)

Q3 MBAって具体的に何をどうやって勉強しているの?

主に経営戦略、マーケティング、組織論、オペレーション、企業倫理、経済学、リーダーシップなどです。選択授業ではもっと各分野や業界を深堀りするような授業を受けることができます。単に教授が知識を教えるのではなく、「ケース」を用いた双方向に議論しながら進める授業が多いです。「ケース」とは特定の企業や業界で起きたビジネス上の重要な課題に関するストーリーのことです。その「ケース」を事前に読み込んで、経営者の立場で「自分だったら次の一手をどうするか」を考えてから授業に臨むことになります。単に知識を身に付けるだけであればMBA本を買って読めば良い訳ですが、このように教授やクラスメートと議論しながら知識を深め、ロジックを磨き上げる過程がMBAを学ぶ醍醐味です。「ケース」に対する答えに正解はありません。現実のビジネスの世界も正解はありませんし、既存のビジネス理論を教科書通り用いれば必ず成功するというものでもありません。従って、MBAは将来、ビジネス上の重要な決断を迫られた時に備えて思考力と決断力を鍛える修行の場とも言えます。

 

Q4 MBAって銀行員とかが勉強するんでしょ。

銀行員が勉強するというイメージがどこから発生したものか分かりませんが、実際は様々なバックグラウンドの方が勉強しています。もしかしたらかつて社費留学でMBAを勉強する銀行員が多かったからこういうイメージの方が一定数いらっしゃるのかもしれませんね。ちなみにWarwick MBAのクラスメートは半分近くの方がエンジニアでした。エンジニアという専門性の高い分野の方は、広くビジネスの知識を身に付けてキャリアの幅を広げたいというニーズがあるようです。各ビジネススクールのホームページで在校生のバックグラウンドを公開しているので、ご興味がある方はチェックしてみて下さい。

 

(続く)

 

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MBA取得を目指して留学する日本人はMBA向け人材コンサルAXIOMの調査によると、毎年、200人程度。調査の網にかからない人が仮に100人いたとしても合計300人程度しかいません。

 

それに対し、国内MBAの主だったところで、慶應ビジネススクールのMBAは100人、エグゼクティブMBAは40人、一橋大学ICSのMBAは50人、IUJのMBAは90人。グロービス経営大学院のMBA(Full-time & Part-time)は640人。他にも多くの大学・ビジネススクールがMBAコースを開設しているので、国内MBAに入学する人は毎年1,500人はいるんじゃないでしょうか?学校毎に日本人の比率は異なりますが、仮にその50~70%が日本人だとして、国内MBAに入学する日本人は毎年750~1,000人程度いることになります。

 

また、国内で働きつつ海外MBAのオンラインコースで勉強される方も更にいるはずです。

 

いずれにせよMBAコースに入学される日本人は毎年1,000~1,300人程度の規模感であり、MBAの主なターゲットである20代、30代の人口を考えると、日本人でMBAを勉強している方はたいしていないことが分かると思います。そこで、今回はMBAをよくご存知でない方にも何となくMBAが何であるか分かるように、よく聞かれる質問について答えたいと思います。

 

Q1 MBAって何?

Master of Business Administrationの略で、日本語だと経営管理修士です。従って、MBAは資格ではなく学位です。弁護士や会計士は資格ですが、MBAは資格ではないので、それをもっていたからといって何かができるというものではありません。MBAは経営幹部を目指す方が自己研鑽の為に取得する傾向にあり、且つ楽天の三木谷氏やライフネット生命の岩瀬氏など、MBAを取得した経営者が活躍してきたことから、MBAを経営者になる為の資格のようなもの、と誤解されている方もいらっしゃいますが、実際は資格ではなく学位です。

 

Q2 MBA取得したら経営コンサルや投資銀行で働くんでしょ?

これもよくある誤解だと思います。実際のところMBAは特定の業界に就職することをターゲットにした専攻ではありませんし、ビジネススクールのホームページを見て頂ければMBA卒業後は多様なキャリアの選択肢があることが分かると思います。最近では社会的課題の解決に取り組む為にNGOなどに就職する方もいらっしゃいます。私も今は途上国の開発という分野で働いています。MBA取得後に就職せず、起業される方も一定数いらっしゃいます。

 

(続く)

 

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ESADEでは交換留学生として在籍した学生も正式な卒業生として扱われる為、私もESADE卒業生向けの各イベントに参加することができます。ビジネススクールからすれば、卒業生の定義を緩めに設定した方がネットワークを広げられて良いのでしょう。

 

日本のESADE卒業生組織、ESADE Chapter Japanでは年に3-4回のイベントを開催しているそうですが、今回、初めて参加しました。毎年、東京のMBAフェアに参加する為にESADE職員がスペインから出張してくるので、その際に卒業生を集めて職員と飲み会を開くことが多いようです。今回もESADE職員の方が参加されました。

 

参加者はESADE職員の方も含めて20名、正規留学の方が殆どですが、私のように交換留学生としてESADEで学んだ方もいれば、これからESADEに留学する方も若干いました。MBAを学んだ方が多いですが、MIM(国際経営修士)を学んだ方もおり、業界も様々です。

 

また、各卒業生が1名までならゲストを連れてきても良いルールなので、全くESADEに関係ない方も参加できます。個人が特定されるのはまずいので、ぼかして書きますが、ゲストとして某格闘技の世界チャンピオンの女性もいらっしゃっていました。

 

ちなみに日本のWarwick大学卒業生組織、Warwick Alumni Network Japanも同様のイベントを定期的に開催しています。先日も花見パーティーがありました。MBA留学先を検討中の方は是非、卒業生組織の活動もチェックしてみて下さい。

 

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