ESADE交換留学中に受講した3つ目の選択授業を紹介したいと思います。Matching Supply with Demandというタイトルから予想できるかと思いますが、Operations Managementの授業です。WarwickのコアモジュールでもOperations Managementは受講していますが、この選択授業ではSupplyとDemandの一致というテーマのみを扱います。
もし貴方の会社が発売した商品が売り切れたら嬉しいですか?喜びますか?Sales Managerだったら営業成績が良かったということになるので嬉しいことですよね。でも貴方がOperations Managerの立場だったら・・・?本当はもっと需要があったかもしれないのに、在庫が無くなったことでもっと商品を売る機会を逃しているかもしれませんよね。従い、Operations Managementの観点からは売り切れは良い状態ではなく、適度な在庫が残っている状態が理想的です。
一方で、もし在庫が大量に残ってしまったらどうなるのでしょうか?Sales Managerとしては商品が上手く売りさばけなかったということなので、悲しいですし、Operations Managerとしても大量の在庫を抱えたことで、倉庫代や廃棄費用が余計にかかりますし、キャッシュを回収できないことでキャッシュフローが悪化し、余計な金利も発生するかもしれません。このようにSupplyを適正化し、適度な在庫を抱えつつDemandに対応していくのはOperations Managerの重要な仕事です。