ポルトフィーノの実用性
快適な点、気になった点
実用性といえば、車で買い物や食事にいく時。旅行ドライブの時もガソリンスタンドやレストランに立ち寄ることもあるでしょう。そんな時に気になるのが駐車スペースに停めやすいか?車両の取り回しのしやすさ。ポルトフィーノMは、スポーツ走行だけでなく実用性にも優れています。
快適な点と良いと思った点
以下に要点をまとめました
①ステアリング操作が軽い
②エアコンの効きが良い(冷房時)
③後方視界が良い
布製の幌は構造上視認性と遮音性が劣ることが多いですが、メタルトップオープンカーのポルトフィーノMは視認性が普通のクーペと同程度という印象です。但しリアガラスは小さめです。
④隣の車線付近に車両が近づくと、ドアミラー内に警告表示がつきます。(確認していませんが日本標準仕様かと思います)
⑤アイドリングストップ機能があります
⑥足回りがしなやかに動き不快な揺れ振動が少ない
⑦個人の感覚ですが思ったより小回りが効く
(メーカーから数値が公表されていません)
⑧左ハンドルですが運転しやすい
⑨フロントリフターの設定は無いですが、
車高が確保されているため下を擦る可能性が低い
⑩アップルのカープレイ(smartphone Interface)が初めから標準装備。
個人的にiPhoneを利用しているので良かったです。(2023年付近以降の納車した車両に装備でそれより前の車両はオプション扱いとのこと)中古で付いている車両が見つかったらラッキーと思います。
余談ですが、Google「Android Auto」も使用できるようです
気になった点
(些細なことで問題ではありません)
①街乗りが増えると悪化する燃費
街乗りが7割、高速3割、リッターあたり5㎞を割ります。高速走行の割合が多ければ燃費が良くなりそうです
②1938㎜という車幅のため、駐車場が限られる場合がある(ローマやF8などは車幅約1970㎜なのでさらに限られる)
③ドアの厚みがあり、駐車の発券機からチケットが取りにくい(車高が低いV8ミドシップは更に取りにくいです)
④カーボンセラミックブレーキのタッチは、慣れが必要
⑤カーナビの地図更新が不可
(アップルカープレイが使えれば対処できます)
ポルトフィーノMは、
マネッテーノで、5段階走行モードが切替可能
まとめですが、思ったより小回りが効き乗り心地が良くオープンカーでも屋根がメタルトップの為、外部の雑音がシャットアウトされて快適。ポルシェ911と比較して、ボディの揺れが少なくタイヤノイズも少ない印象。
快適な点が多かったので不満は小さかったです。
フェラーリポルトフィーノMは
買い物にも便利
伊勢丹新宿店の駐車場
屋上に停めました。
ここまでスロープを上がってきます。幅が狭いですし、駐車スペースも広くありません。他のフェラーリと比べポルトフィーノMなら、比較的気を使わなくて済みます。
ホテルオークラ東京
新しいホテルなので、入れやすいし駐車スペースも広くゆったりしています
高島屋日本橋店
入り口から延々と続くスロープ。下回りを擦る心配がありますが、問題無く下ることが出来ます。
この他には、ミッドタウン東京六本木の平置、ホテルニューオータニ東京など、フェラーリポルトフィーノMで入庫し問題なく駐車出来ました。
荷物も入ります
フェラーリポルトフィーノMは、
プラス2の4人乗り
大人が乗車するには狭すぎで4人を乗せる機会はありませんが、2人乗りのミドシップに比べ手荷物が気軽に置けるのは利便性が高いです。余談ですが、ポルシェ911の後部座席のほうが広い印象。
サーキット走行
今年7月に富士スピードウェイで開催されたフェラーリレーシングデイズに参加しましたが、慣らし運転中とファミリー走行で速度制限があり本領発揮出来ずでしたが、エンジンレスポンス、ギヤ変速の速さ、標準装備のカーボンセラミックブレーキの効きも少し確かめることが出来ました。
余談ですが、カーボンセラミックブレーキが100万円以上する高額オプション扱いで車種によりますがメルセデスやポルシェで設定があります。それが標準設定であるフェラーリは凄いです。
カーボンセラミックブレーキは標準