お越しいただきありがとうございます。
昨日更新するつもりでしたが、家族がお休みで家にいるとパソコンを開けていると何を書いているのかどうも気になるようでちょくちょく覗かれてしまうんですよね。(読まれている雰囲気が分かるんです)
見られると恥ずかしいので合間を見て少しずつ書いていました。
結局、諦め今日になりました。
相変わらず進んでいませんがお付き合いくださいませ。
ではお話に。
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メンバーがそれぞれ自分達の部屋に戻ると
「私、これからシャワー浴びて着替えようと思ってます。
そのあと・・・オッパのお部屋にお邪魔しても良いですか?」
恥ずかしそうにテギョンに聞くとミニョのスーツケースを持って歩き出そうとしていた。
「オッパ、それ何処に持って行くんですか?。それがないと私着替えが出来・・・」
テギョンの腕を掴んで引き止めた。
「シャワーと着替えなら別にここじゃなくても良いだろう?。お前一人部屋に残して、また倒れたらどうするつもりだ?。
俺と一緒にいればお前に何かあった時直ぐにわかるだろう?。
俺の部屋に来るのが嫌なら鍵を俺に預けろ。いざという時お前の部屋に入れないと困るから。
別にフロントに電話して開けてもらっても構わないがその時どうして俺がお前の部屋を開けて欲しいのか不思議に思うだろうけど」
意地悪そうな顔をしてミニョを見た。
「病院でたくさん寝たから絶対大丈夫です!。絶対に倒れたりしませんから」
テギョンの両手を握り下から見上げ甘えるように言った。
「お前忘れたのか?。
昨日、ちゃんと食べておけと言った時“大丈夫です!”とお菓子を出して見せ倒れたのは何処の誰だ?」
少し声を荒げたテギョンにミニョは昨日の事を思い出しシュンとした顔をして俯いた。
「オッパァ・・・」
テギョンの睨むような目つきにミニョは手を離し、渋々テーブルに置いていた鍵を握り締めテギョンの後ろをついて行こうとした。
「でも・・・。私がオッパの部屋に入る所を誰かに見られたらどうするんですか?。
私が間違ってオッパの部屋に入てしまった事にしますか?私なら有り得ますものね」
テギョンは首を振りミニョの言葉を最後まで聞かずミニョの荷物を持って部屋を出るとミニョは置いていかれないように慌ててテギョンを追いかけた。
誰にも会う事なくテギョンの部屋に着くとミニョにホッとした顔をしていた。テギョンはミニョに先にバスルームを使うように言った。
「私は後でいいです、オッパお先にどうぞ。そのあと少しでも休んでください。私のそばにいて下さったから眠ってないですよね。
でも・・・ルームサービスが来る前には起きて貰えますか?。私が受けるとるわけにはいかないですから」
テギョンの背中を押してバスルームに連れて行こうとした。
「俺よりお前の方が準備もあるから時間が掛かるだろう?」
ミニョは荷物も整理をしたいからと嫌がるテギョンをなんとかバスルームに入れた扉に背中を付け大きく息を吐いた。
テギョンがいなくなるとミニョは病院から持って帰ってきた紙袋の中から浴衣を出した。
「ちゃんとオッパに見せたかったけど・・・。自分のせいですから仕方ないです。
今度二人で花火を見に行こうと言って下さったからそれまで浴衣の着方を忘れないようにしておかないと」
明るく言ってはみたが倒れてしまった自分が情けなかった。ミニョの為にミナムやワン・コーディにも迷惑を掛けた。
「色々助けていただいたのに・・・。やっぱりオッパに内緒はいけないという事なんですね」
ミニョはまだテギョンに内緒にした事があった。今のところは気づかれていないからこのまま黙っていれば大丈夫かな?。それとも自分から言った方が良い?。
もし私から言って“それがどうした?”と言われたらその後続ける言葉もないですし・・・。
余計な事を言って気分を悪くさせてしまったらいけないし」
ミニョは着替えを出し、浴衣を皺にならないように入れてテギョンが出てくるのを待っていた。
静かな部屋の中でスーツケースにもたれているとウトウトし始めた。眠っているのに気が付くと慌てて頭を振り目をパッチリと開けテギョンにばれないよう姿勢を正して待っていた。
「早く入れ」
濡れた髪を拭きバスローブ姿で出て来たテギョンはミニョに声を掛けると着替えを抱えてバスルームに入って行った。
テギョンは冷蔵庫から水を出し飲みながら食事を済ませた後、ミニョとどうしようか考えた。
「今日まで部屋は取ってあるからこのままここに泊まっても良いし。
ここにいるとジェルミが煩いか・・・。早めに帰って家でのんびり過ごすのも良いしなぁ。
シャワーから出てきたら聞いてみるか」
テギョンはソファーに座ってミニョが出てくるのを待っていた。
昨日、ホテルに帰れなかったのでゆっくりとシャワーを浴びようと思ったが横にあるバスタブに目が行くと
「長い時間じゃないからお風呂に入っても大丈夫ですよね」
少なめにお湯を張り体を伸ばして入っていた。温めのお湯で気持ち良くなるとミニョの瞼がだんだん重くなってきた。
「たくさん寝たのにまだ寝足りないのかな?。でも何かあったらオッパがいらっしゃるから大丈夫。
でもこの格好で倒れたら・・・。絶対に恥ずかしいです」
頭の中で裸のままの自分をテギョンが抱きかかえているのを想像し両腕で胸を隠し首を大きく左右に振った。
二度も倒れるわけにはいかないし一緒の眠った事のあるテギョンでも見られたくはない。
ゆっくりお風呂に入ることを止め、急いで出ることにした。髪をドライヤーで乾かし薄く化粧をしてバスルームを出て行った。
「遅くなってすみません」
テギョンに声を掛けたが返事がない。ベッドルームの扉を開けてそっと中を覗いてみてもテギョンの姿はなかった。
スイートルームの部屋の中を探してみるとソファーで腕を組んだまま眠っているテギョンを見つけた。
「オッパ、お疲れですよね。
昨日はありがとうございました。いつもは恥ずかしくて・・・」
テギョンの前に膝をつきそっと頬に触れた。ゆっくりと指でテギョンの唇をなぞり優しく触れるようなキスをした。
唇を離すと恥ずかしそうにテギョンの横に座り肩に寄りかかった。
「オッパ、ちょっとだけ肩をお借りします」
眠っているテギョンに囁くとミニョもいつの間にか眠ってしまっていた。
体の半分に重みを感じ、目が覚めたテギョンはゆっくりと目を開けると自分に寄りかかるように眠ってるミニョを見た。
組んでいた腕をミニョの肩に廻しミニョの寝顔を覗いた。
「結局はお前もまだ眠かったんだな」
起こさないようにそっとキスをした。唇に感触を感じたのかミニョは口を動かすとテギョンは反対側を向いて口に手を充て笑った。
時計を見るとジェルミが言っていた9時まであと少し。間に合ったとテギョンは名残惜しそうにミニョの体を自分から離しソファーに寝かせた。
着替えようとソファーを立ち上がるとベルが鳴った。ルームサービスが来たと思いドアを開けるとミナム達三人が立っていた。
「ヒョン、ミニョの部屋に寄って来たけどいないよ。何処に行ったんだろう?。
時間は分かってるから自分で来るよね」
ミナムが聞くとテギョンがここにいると後ろを振り向いた。
バスローブ姿のテギョンを見て、目の前のテギョンを押しのけジェルミとミナムが勢いよく部屋の中に入っていくとソファーで横になり眠っているミニョの姿を見つけた。
頭の下に手を置き口を動かしながら眠っているミニョを見て三人は声を出さずに笑っていた。
「ヒョンの姿を見たらちょっと焦ったけどこんな状態じゃねぇ」
ミナムがミニョの名前を呼び肩を揺らすとミニョがゆっくり目を開けた。目の前にシヌ、ジェルミ、ミナムの顔が見えると慌てて体を起こしソファーに正座をして恥ずかしそうにスカートを直していた。
直ぐにキョロキョロと部屋の中を見回し三人の後ろにいるテギョンの顔を見つけるとホッとしたようにニッコリ微笑んだ。
テギョンを見つめるミニョを見てジェルミは拗ね、シヌは笑っていた。
ルームサービスが来ると五人は一緒に食事を始めた。
ミニョが倒れた事を知らされなかったジェルミは特等席だと言われミニョの横に座りご機嫌だった。テギョンは目の前に座り面白くなさそうに食べていた。
「ヒョンが朝食食べるなんて珍しいね」
ミナムがテギョンを見ながら言うとシヌとジェルミが頷いた。
「そうですよか?。
パンにするとオッパは食べていただけるんですよ。だからうちではいつもパンを出すようにしているんです」
ミニョがテギョンを見ながら嬉しそうに言った。
「うちで?。
いつも?」
ジェルミとミナムが同時にミニョに聞くと“いつもです”とミニョは頷いた。
悪気がなく普通に話すミニョを正面から睨み“余計な事を言うな”と小声で言うとミニョは肩を竦めテギョンに謝った。
「そんなにミニョの所に行ってるの?。事務所で仕事するって言ってるのは嘘なんだ」
疑いの目でミナムはテギョンを見た。
「ミナムオッパ、テギョンオッパに失礼です。うちには数えるほどしか来て頂いてないです」
「ふぅ~ん、数える程ね・・・」
ミニョとミナムのやり取りを黙って聞いていたテギョンは手に持っていたフォークを音を立てて置くと二人は体をビクッとさせバツの悪そうな顔をした。
嘘のつけないミニョは聞かれる質問に普通に答えてしまう。それを見越してミナムもわざと聞いてくる。
黙って見ていたシヌはテギョンを剥きになって庇うミニョを微笑みながら見ていた。
そして話題を変えようとミニョに聞いてきた。
「ミニョ、今日はどうするの?」
ミニョは思わずテギョンの方を見て目で問いかけた。
「食事が終わってから考える。ミニョの体調次第だ」
それだけ言うと席を立ちベッドルームに入って行った。
自分達のせいでが食事の途中で席を立ったと思ったミニョは心配そうにテギョンの入って行ったベッドルームを眺めていた。
「テギョンは大丈夫だよ」
シヌが慰めるとミニョは頷きながらまだテギョンの入って行った部屋を見つめていた。