NHK杯の男子シングルは、高橋大輔選手が2連覇。
高橋選手は、冒頭の4回転フリップでおしりが氷についちゃうほどの転倒をしましたが、動揺もせず、その後をきれいなステップで演じきりました。
先に滑り終えた小塚崇彦選手は、テレビのインタビューで、高橋選手の演技をこう語りました。
優勝がかかった時間帯に、ライバルの滑りをどう見ていたのか興味深かったです。
小塚「裏で高橋選手を観てたんですけど、(自分は)まだまだだなと思いながら。もっとがんばんなきゃと思って観てました。全体的な流れが競技だけど魅せるというところが、ああ、(自分は)まだまだだなと思いました」
競技だけど魅せるー
高橋選手の演技をそう評していたのです。
特に演技と演技の間のつなぎがスムーズなので、
流れるように引き込んでいきます。
それにしても、男子シングルは4回転ジャンプの転倒や失敗が多かった。
「kiss&cry]で、ミスしたので自分の頭を叩いている男子選手もいました
高橋選手自身は、冒頭の4回転フリップの失敗について、こう語っていました。
ーー最初に4回転フリップで行きましたね。
高橋「6分間練習で、人生で初めて、4回転フリップを着氷できたので、これはいくしかないということで、つい6分間練習でガッツポーズしてしまいました。初めて滑れました。ありがとうございました(拍手)」
ーー実際、本番での4回転フリップはどうだったんですか
高橋「悪くはなかったと思うんですけど、やろうとし過ぎて、ちょっと欲が出たのかなという感じで力んでしまったのが、ミスにつながったと思いますけど、今回、札幌で初めて着氷できて、それは本当に良かったと思います」
ーー演技後半にかけての表現力、そして、ジャンプと磨きがかかってきましたが。
高橋「後半ちょっとスピードが落ちてきたのはまだまだ練習不足だなと思いますけど、気持ちとしてはパワフルにできたと思います(拍手)」
要するに、NHK杯が開催している札幌へ来て、直前の練習で初めて4回転フリップに成功した。それで嬉しくなってガッツポーズして、すぐに本番でも跳んでみたということ。
それで、あの冒頭の転倒になったということですね。冒険ですよね。アドベンチャーなんだなって思いました。新しい技に挑戦することが、自分の中で、スケートを面白くさせているんでしょう。
高橋選手は12月のグランプリファイナル進出が確定した。
2位の小塚選手は、残りのグランプリシリーズ2戦の結果待ちとなりました。
グランプリファイナルの日程は
12月10日 女子SP 男子SP
12月11日 女子FS 男子FS
カナダのケベックシティーで開催されます。
ファイナルでどんな演技が観れるのか、楽しみですね。
今日はご訪問ありがとうがざいました。
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