7/21、JR九州の発表
豪雨被害730カ所に拡大 JR九州、肥薩線2駅でホーム流失。
豪雨による被災が17路線で計730ヶ所に広がったと発表。
肥薩線の未調査区間で、瀬戸石、球泉洞両駅のホーム流失など
新たに385ヶ所の被害を確認。
鹿児島線は8/3までに全線で、久大線は8月末までに一部を除いて運行再開。
肥薩線のうち、これまで八代市と球磨村を結ぶ鎌瀬-渡間の被害が未確認。
この区間にある瀬戸石駅ではホームが跡形もなく消えていた。
球泉洞駅でも駅舎の一部を除き原形をとどめていなかった。
他にも多数の場所で線路の地盤が流出、法面が崩壊し土砂が線路に流入。
肥薩線は引き続き八代-吉松間で当面運行を見合わせる。
久大線は特に被害が大きかった豊後森-庄内間は当面不通、
日田-豊後森間は8/8、庄内-向之原間は8月末の運行再開予定。
2区間が不通の鹿児島線も7月末~8月初旬にかけて順次再開計画。
「日本三大車窓」がある肥薩線、
全国的に有名な由布院温泉を通る久大線は、
JR九州が観光路線と位置づける重要路線。
両線の復旧で活用が期待される、2018年に施行された改正鉄道軌道整備法。
JR九州のような黒字企業でも、赤字路線であれば災害復旧事業費補助の対象、
国と自治体から復旧費の最大4分の1ずつ補助を受けられるようになった。
2016年4月の熊本地震で土砂が流入するなど寸断された豊肥線は、
この枠組みを使い復旧。8/8に4年4ヶ月ぶりに全線再開。
7/28、JR九州 青柳社長定例会見
肥薩線八代-吉松の復旧に1年以上かかるとの見通しを示す。
今後、鉄道での再開を前提に復旧方法の検討や復旧費の算出を進める考え。
肥薩線は二つの橋が流されるなど厳しい状況。時間をかけてやらざるを得ない。
2017年の九州北部豪雨で流失した大分県内の久大線の鉄橋復旧に
1年程度かかったことを例示、「今回も単純に考えれば1年以上はかかる」。
流失した球磨川に架かっていた鉄橋は2本とも明治期の建造だった。
架け替える場合、橋高など現行の河川法が定める安全基準を満たす必要性が
出てくるため、国と協議しながら復旧方法を検討した上で復旧費を算出するとした。
鹿児島本線 1ヶ月ぶり全線再開。
8/3、長洲-植木 運転再開
玉名-肥後伊倉の土砂流入で線路がふさがれたが復旧工事が終了。
8/3、肥薩おれんじ鉄道の発表
全線復旧まで3ヶ月の見通し。
豪雨により、線路や電力、信号設備など、鉄道施設74箇所が被災。
このうち、土砂、倒木の撤去や機器の交換などが完了が、
施設関係4ヶ所、電気設備関係3件、その他の区間も復旧作業に着手。
佐敷~水俣間は8/8に運行再開予定。
現在も八代~水俣間で不通が続いており、全線の運行再開まで
おおむね3ヶ月かかり、再開が11月頃になるとの見通しを発表。