ええ、今宵も何やら。。。
何やらぷぷぷな羊羹大予感大。。。
あ、またまた、ゴボサラご無沙汰しております。。。
ホント久々に何の気兼ねもなく外出ができるこのGW、皆様、いかがお過ごしでしょうか
そうそう、今回の主役はまさに春から初夏到来を感じさせる風物詩の一つ、こちら
はい、見るからにめちゃ可愛らしいドーム型のシェーヴルチーズ、トピネット
トピネットとは何でもフランス語で「小さなモグラの塚」を意味するんだそう
お店の方が「シェーブルの季節到来、これもこの日届いたばかりですよー」っておっしゃってました
で、今宵はこちらで一献
Chambolle Musigny Vieilles Vignes 2013
Hudelot Baillet
1981年の創業以降ずっとネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメーヌが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。
フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメーヌに参画してから。
醸造学校を修了した後、義父ベルナール・ユドロからワイン造りの実際を徹底的に仕込まれながら毎年試行錯誤を繰り返し、2004年に完全に独り立ちしたそう
義父の代から10年以上リュット・レゾネ(非常に厳密な減農薬農法)栽培を続けている古樹だらけの畑で、自身のセンスと強い意志、卓越したワイン造りの腕がすべて一体となり、今やブルゴーニュを代表する非常に人気のあるドメーヌの一つ
このキュヴェはACシャンボール・ミュジニー内、樹齢約55〜68年になるデリエール・ル・フール、レ・ナゾワール、レ・バビエール、レ・パ・ド・シャ、レ・モンビの5区画(合計1.13ha)+プルミエ・クリュのレ・ボルニック(0.1ha、樹齢約60年)の葡萄をブレンド(約5%)
新樽30%、1回使用樽30%、2回使用樽40%
胡椒系スパイス、完熟黒果実の馥郁たる芳香
シルキーな口当たり、塩味、出汁感、果実エキスたっぷりでプルミエ、否、もはやグランクリュ感すらある芳醇な味わい
いやはや、流石は当時既に樹齢60年前後だったVV、しかもさらに10年熟成の飲み頃ど真ん中なシャンボール。。。ラヴ
相対しまするはは、先ほど紹介したこちら
春〜初夏にかけての風物詩、フランスから日本に到着したてのシェーブル、トピネット
くー、既にトロッとしてて、旨味も塩味もたっぷりでホントたまんねー
シャンボール&トピネット、まさに至高のマリアージュ〜
相対しまするはこちら、partⅡ
みんな大好き、ラムチョップー
シャンボール&ラム、これまた最上かつ最高にして最強のマリアージュ〜
あ、そうそう、因みに。。。
仔羊さんは、今回もしっかり桜色でしたYO〜
(んdéjà vu
)
ともあれ、そんなこんなで。。。
今回も何かにつけてラム活動、無事に完遂ザスー
☆今宵のBGM☆
「Bills & Aches & Blues (40 Years of 4AD)」(2021)
Various Artists
英インディを代表する老舗名門レーベル〈4AD〉に現在所属する18組のアーティストたちが、創設40周年を記念し4ADからリリースされた過去の名曲たちをカヴァー
1980年に"Beggars Banquet Records"姉妹レーベルとして創立、40年に及ぶ歴史の中で各時代を代表するアクトを輩出しながら世界のインディー・シーンを牽引し続けてきた4ADの、言わばこれまでの足取りとこれからの展望をまとめた記念碑的作品
現在進行形の各アーティストが自分たちらしさを存分に発揮してていて、どの楽曲もただのリメイクにはとどまらず、〈4AD〉のレーベル名の由来でもある「FORWARD=FWD=4AD=前進」をまさに体現したクリエイティヴなメモリアル・アルバム
(権利的な問題あるいは、エリザベスの歌詞明示拒否のため
か、Cocteau Twinsが1曲もないのはちと残念ですが
)
さて、今宵の1曲はこちら
(1-1)Where Is My Mind? (Pixies Cover) / Tkay Maidza
現在、AppleのCMでも流れてる(どうも全世界共通の模様)ので聴き覚えある方も多いのでは
はい、これぞ我らがPixiesスタンダード、ファンの間でも人気が高い好ナンバー
因みに原曲は↓こちら
Where Is My Mind? / Pixies(1988)
今宵の1曲、おかわりはコチラ
(1-6)Cannonball (The Breeders Cover) / Tune-Yards
1曲目に登場したPixiesのメンバーでもあるキム・ディール率いる、共にオルタナティブ・ロック・シーンを牽引したBreedersが放った全英40位、全米44位のスマッシュ・ヒット・チューン
因みに原曲は↓こちら
Cannonball / The Breeders(1993)
今宵の1曲、〆はコチラ
(2-5)Song To The Siren (This Mortal Coil Cover) / SOHN
無名の曲をコクトー・ツインズ、デッド・カン・ダンス、カラーボックスら所属メンバーで甦らせる、と言う4ADの創始者アイヴォ・ワッツ・ラッセル発案のコンセプトのもと実現したプロジェクト、This Mortal Coilの代表曲と称される名曲、邦題は「警告の歌」
原曲には我らがCocteau Twinsの二人、エリザベス・フレイザー(Vo. )、ロビン・ガスリー(Gt.)も参加
。。。と言ってもコンセプトに表れている通り、そもそもこの曲自体がカヴァーな訳でして、元のオリジナルはティム・バックリィが1970年に発表したアルバム「Starsailor」に収録
因みに原曲は↓こちら
Song To The Siren / This Mortal Coil(1983)
因みに原曲の原曲は↓こちら
Song To The Siren / Tim Buckley(1970)
原曲をも凌ぐ名曲と名高い、エリザベスが歌う警告の歌
で、実は彼らのカヴァー後=コンセプト通り、13年の時を経て埋もれていた感あるこの名曲を発掘後。。。
な、なんと、少なくとも25回以上カヴァーされているそう
しかもRobert Plant、George Michael、John Frusciante、Bryan Ferry、Sinéad O'Connorなど錚々たる顔ぶれ
(実際、例えばかのブライアン・フェリーもThis Mortal Coilヴァージョンで知ったとはっきり明言してますし)
ではでは最後にそれらカヴァーのカヴァーより、80年代末から90年代にかけてのUSインディにおける伝説のバンド、GALAXIE 500の元メンバーからなるインディフォーク・ポップ・デュオ、Damon & Naomi版をどうぞ
Song to the Sire / Damon & Naomi(2002)
LOVE💋&PEACE✌️