緊急事態宣言解除に伴い、当県含めた39県では一部の業種を除き、休業要請も解除の運びとなりました。
但し、北海道や世界各国では、第二波の発生も報告されています。油断大敵、引き続き一人ひとりが感染しない、させないための行動を心がけることも肝要。。。
一刻も早いコロナ禍完全収束を祈りつつ、当該解除地域に置きましても、晴れて解禁となったお外飲み&せっかく日常となったステイホーム、その両方を欲張って上手に楽しんで参りたいものです!!
さて
世の中には2種類のワインしかない。
ボルドー左岸か、ボルドー左岸以外か。ん?Deja Vu?
という訳で、★日本編★、★ブルゴーニュ編★&★イタリア編★に続き。。。
巣篭もりdaysワイン、今回ご紹介するのはボルドー左岸編〜
トップバッターは
Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 2005
かのラトゥールに隣接し、時にその1級をも凌駕するスーパーセカンドの筆頭、ピション・ラランド
近年はビオディナミを取り入れたり、カベルネの比率を上げたり、よりエレガントなスタイルにシフト
2007年からはルイ・ロデレールのオーナーでもある、ルゾー家の所有に
ボルドー良年05、15年熟成
カベルネ・ソーヴィニョン64%、メルロ29%、 カベルネ・フラン6%、プティ・ヴェルド1%
ルビーよりのガーネット、エッジは琥珀のグラデーション
爆発的ではなく至ってエレガントな、チョコ、ミルク、黒果実の芳香
シルキー!ミルキー!こなれたタンニン、酸+程良い甘み、そして極めて長い余韻
→徐々にポイヤックらしいスパイス香&青い草木のニュアンスがUP
毎度お馴染み?なんちゃってPPはAA+
本家PP=WAは95?89?
いざ、レッツら、開宴〜っ
(右)アボカド、カマンベール、黒オリーブ、井上農園のオリーブオイル、チコリ添え
(左)蛍烏賊&蕗のフリット
チコリごと一口で。。。はい、あーんっ
実家から届いた蕗のフリットを、つけつけし〜の
はい、あーんっ
兵庫産、天然蛍烏賊も、つけつけし〜の
はい、あーんっ
本日のお魚枠
鱸のハーブ焼 トマトソース添え
自家製もとい実家製そら豆のリゾット
はい、あーんっ&あーんっ
続いては、本日のメイン
ともに半額セールでゲットした、Wお肉様枠
佐賀産黒毛和牛 ヒレサイコロステーキ&ロースステーキ
フォン・ド・ボー入り赤ワインソース
いざ、食べ比べ。。。はい、あーんっ&あーんっ
どちらもラ・ラ・ランドもとい、ラランド様とピシャリ
最後に、お約束の炭水化物枠
鎌倉ハムの熟成ベーコンを使ったこちら
茄子、新玉葱、鎌倉ベーコンのフィットチーネ トマトソース
はい、あーんっ&あーんっ
数あるボルドーのシャトーの中でも有数の美しさと称される、スーパーセカンドのシャトーに思いを馳せつつ…
なんとも幸せな、春の旬、お肉様&more!丸っと堪能nightでございました
さて、とある夜は
同じセカンドはセカンドでも
Pavillon Rouge du Chateau Margaux 2007
そう、マルゴー様のセカンド、パヴィヨン・ルージュ
「パヴィヨン」とはフランス語で「別館」「別棟」の意味
ヴィンテージによってはグラン・ヴァン(つまりマルゴー)用の高樹齢メルロをふんだんに使用、その名前からも察せる通りもはや単なるセカンドワインではなく、謂わばもう一つの(=別棟の)マルゴー?
カベルネ・ソーヴィニョン&カベルネ・フラン58%、メルロ37%、プティ・ヴェルド5%?
まだまだ濃いガーネット、エッジは琥珀
ビターチョコ、黒果実、スミレの芳香、徐々にミルキーに
味わいもミルキー、ミネラル、チョコ
なんちゃってPPはAA
本家PP=WAは89〜91?
今宵のお肉様枠、ラムカツ
はい、あーんっ
言わずもがな、ラム+マルゴー弟君、もうバッチグ〜
さて、とある夜は
ラランドと同じ良年、05ヴィンテージのこちら
Chateau Lanessan 2005
クリュ・ ブルジョワの中でも歴史があり、かのパーカー氏はじめとした評論家からも「格付けシャトーに匹敵」と高い評価を受けるラネッサン
(1885年の格付け時にサンプルを提出せず、格付け対象外になったそう…)
サンジュリアン村近くにあるキューサック村のシャトー、オー・メドックながら自社畑はグリュオ・ラローズに隣接
カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%、プティ・ ヴェルド5%(作付面積)
輝く綺麗なガーネット、エッジはピンク
鉄、黒果実、チョコ、プラム→徐々にスパイス+スモーク香
粘性、タンニン、ミルキー、酸、ミネラル、りんご
なんちゃってPPはAA+
本家PP=WAは90〜92?
今宵のお肉様枠、ラムチョップのハーブ焼き
赤ワイン+オタフクソース
マスタードを、つけつけし〜の
はい、あーんっ
羊&ボルドーって、やっぱ最強コンビだわ
さて、とある夜は
ラランド、パヴィヨン同様、神の雫にも登場したこちら
Chateau Sociando Mallet 2004
クリュ・ブルジョワ・エクセプショネルの格付けを返上、「格付けシャトーでもブルジョワシャトーでもなく、ソシアンド・マレである」として、格付けには分類されない立場を貫くシャトー、格付け三級以上と称されることもしばしば
カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロ40%、カベルネ・フラン5%
濃いガーネット、エッジはややオレンジ
コーヒー、チョコ、ロースト香
ビター、ミネラル、黒果実、ドライ
なんちゃってPPはAA
本家PP=WAは90?
今宵のお肉様枠、黒毛和牛のカツレツ
どどどーんっから〜の
はい、あーんっ
いやはや、和牛&ボルドーも、これまた最高ざす〜
☆今宵のBGM☆
「Seven」(1992)
James
1982年、英・マンチェスターで結成された所謂90'sインディー・ロックの一角ジェイムス、全英2位を記録した傑作4th「セヴン」
↑(1)Born Of Frustration↑
↑(3)Sound↑
ネオアコ、ニュー・ウェイブなどを独自の美しいサウンドに昇華、終始ただただ心地良く捨て曲一切なし
バンドあるある的な紆余曲折もありつつ未だ現役バリバリで、本国では今や押しも押されもせぬ国民的ビッグ・アーティスト
。。。なんですが、シャーラタンズ然り、インスパイラル・カーペッツ然り、私的には超どツボなこの辺り(マッドチェスター勢、ローゼズ、マンデーズやニュー・オーダーらは勿論除く)のバンドたちって、日本での人気や知名度が何故ゆえにか今イチ否、今二な気が。。。why