前回、30kmの壁を突破するためにというブログを書きました。

 

30km、35kmの壁というものを感じたことのあるランナーさんはたくさんいると思います。

ハーフマラソンの距離だったら押し切れるのに、30km、35kmを過ぎると一気に体がガタガタになり、大幅なペースダウンを受け入れざるを得なくなる・・・

 

この壁を突破するためには、筋持久力と、42kmに耐えうる体(内蔵系)を強化しなければなりません。

 

普段の月間走行距離が増えれば、自然とこれらの力はついてくるはず。

目標タイムをクリアするためには、それに特化したポイント練習が必要です。

ですので、月間走行距離に重きを置くことに否定的な考えもあるのですが、筋持久力や内蔵系の強化のためには、単純に走行距離を増やすことだと私は考えています。

 

走行距離を増やすためには、2つ方法があります。

①1度に走る距離を増やす

②走る頻度を増やす

 

①の方法について

週4回、1回10km走る方は、週間40km、月間で大体180kmくらいになります。

それを週4回のまま、1回15km走れば、週間60km、月間で大体270kmくらいになります。

 

②の方法について

週4回、1回10kmから、週6回、1回10km走ると、やはり週間60km、月間270kmくらいになります。

 

どちらが良いかは、意見が分かれるところです。

同じ週間60kmだったら、1度に15km走っている方の方が長い距離に対する耐性がつきます。特にフルマラソン完走が目標の方なんかはこちらの方がおすすめかもしれません。

 

走る頻度を増やすと、練習と練習の間の休みの時間が短くなります。そうすると体がそのリズムに適応するために、早く回復しようとします。その結果、回復力が高まります。

すでにフルマラソンを完走する力を持っていて、定期的に距離走を行えるような方だったら、走る頻度を増やした方が効果的かもしれません。

 

 

私自身、いろいろ試してみて。

両方をバランスよく取り入れると効果的でした。

まずは練習頻度を増やす。

そして慣れてきたら1回に走る距離を増やす。

一気に増やさず、段階的に増やしていくと体が適応してくれます。

 

一気に増やすと怪我しますから要注意です!

 

 

<体のケア おすすめ>