ブルターニュの美味しいもの
今日は少しアンティーク家具のお話しから離れて、美味しくて可愛い物のご紹介です。
なかなか遠出が難しい昨今ですが、少しでも遠い国の雰囲気を味わいたくて、ラ・トリニテーヌ社のガレットをお取り寄せしてみました。
ラ・トリニテーヌ社は1955年にフランス・ブルターニュの港町ラ・トリニテ・シュル・メールで小さなペイストリーショップとして創業したのが始まり。以来、伝統的製法のフレンチスタイルクッキーを作り続けています。
トリニテーヌの缶はどれも素敵ですが、今回はブルターニュ地方の地図と民族衣装がモチーフの缶にしてみました。
サイドの文様はブルターニュの紋章。
この形はアンヌ・ド・ブルターニュ(ブルターニュ女公1488-1514)の紋章であったオコジョの尻尾からきているといわれています。
蓋を開ければ、入っているのは厚焼きクッキー「パレット」と薄焼きの「ガレット」。
(中間に1枚ビニールの包装があります。個包装ではないのがヨーロッパらしいです)
パレットは口に入れれば「はらり」とほどける柔らかい口当たり。
ガレットはさっくり美味しく、どちらもバターと卵の優しい味がします。
さて、手元に可愛い缶が集まったので少しご紹介いたします。
商品、私物、備品が混じっておりますがご了承ください・・・。
右奥の大きな缶は南仏ラ・キュール・グルマンドのクッキー缶(私物)。
左奥のカルーセルの缶は英国チャーチ社のファッジが入っていたもの(店内備品)。
手前の2つはヴィンテージの古い缶で、パンカーダ田園調布にて販売中です。
可愛い缶を眺めながらのティータイム。
いろんな事をしばし忘れて、寛いでみてはいかがでしょうか。
by N