陶器の花
かの有名なポンパドゥール夫人はことのほか花を、
そして香りを愛していたといわれています。
彼女がルイ15世から1750年に与えられたベルヴュー/Belle Vueの館。
フランス語で「美しい眺め」という意味のこの地を、夫人はとても愛しました。
館の庭園は彼女のセンスを活かした、贅をつくしたものであったといわれます。
セーヴル窯のパトロンでもあった彼女は陶器にも造詣が深く、
ベルヴューの庭園では陶器の花を庭に植えこみ、精油をしみこませて
ゲストをもてなしたという逸話もあるほど。
パンカーダにも陶器で出来た薔薇を纏うシャンデリア
がございます。
ふと思いついて、このシャンデリアの薔薇にも精油を少しだけ。
白熱灯の温かさでオイルが揮発し、なんとも良い香りがお店の中に漂いました。
ひょっとしてこのシャンデリアの愉しみ方は、こういうことだったのかもしれません。
by N



