ステンドグラス特集:Vol.3 光の道しるべ
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Stained Glass
~Kaleidoscope of time~
時の万華鏡・ステンドグラス
Vol.3 光の道しるべ
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アンティークのステンドグラス、今回からその愉しみ方をご紹介いたします。
まずはしっかりと、計画的に建材としておうちに組み込む場合。
例えばキッチンとダイニングの間の窓。
本格的に建具を作ってはめ込めば、こんな風に。
閉めた時にはまったくキッチンが見えなくなります。
こちらは階段の吹き抜けと化粧室の間の壁にはめ込んで。
吹き抜けの天窓からの光が、化粧室にステンドグラスをとおして入り込み
きっと表情豊かな光彩を描き出していることでしょう。
小さな、小さなステンドグラスをドアにはめ込んで。
トイレのドアなら、中の灯りがついていると
誰かいるのがわかる、おしゃれな「使用中サイン」となります。
こんな和風のおうちにも、ステンドグラスは良く合います。
渋い色味の引き戸に組み込んで。
左右対称のデザインは、2枚重なった時の見え方も計算されている
クレバーなあしらい。
室内に2重窓のような仕掛けをつくってしまう方法もあります。
こちらはカーテンの手前に、開閉式の仕切りをつくってはめ込んだ力作。
カーテンを開けた時、閉めた時。
いろいろな光の演出がたのしめます。
リビングのドアに、少し大きめのステンドグラスをはめ込んで。
丁度良い位置に、壁面照明が透けて見える、細かい気遣いが。
帰ってきたら、真っ先に開けたくなるドアとなりそうです。
おうちにしっかりと組み込まれたステンドグラス。
その向こうにあるのは、お日様、そして家族が集う明かり。
いつも自分の居場所へと導いてくれる光の道しるべです。
by N