バッフェ"buffet"とは | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2014-03-13 11:00:53

バッフェ"buffet"とは

テーマ:アンティーク豆知識

レストランやホテルで、沢山並べられた大皿のなかから、

好きなものを好きなだけ自分でとって食べる。


そんな食事、したことありますよね?


多くはホテルの朝食、もしくは日本では「バイキングレストラン」という名称で

人気のスタイルです。




実は「バイキング」という名前の始まりは帝国ホテル。

1957年(昭和32年)、当時の帝国ホテル支配人犬丸徹三が旅先のデンマークで

スモーガスボード(北欧版の「食べ放題」)を目にしたのがきっかけ。





ただ、「スモーガスボード」が非常に言いにくく馴染みが無いものだったため、

新しいレストランの名称を社内公募し、その結果「北欧と言えばバイキング」という

発想と、当時帝国ホテル脇の日比谷映画劇場で上映されていた『バイキング』という

映画の中の豪快な食事シーンが印象的だったことから、

これを『バイキング』と名付けることに決定したということです。


帝国ホテルオフィシャルサイトより
http://www.imperialhotel.co.jp/j/brand_story/index.html

*「インペルアルバイキング」という船のポスターをクリックしてください。


このような「食べ放題」はヨーロッパでは「buffet」といい、
フランス語の発音では「ビュッフェ/ビュフェ」、英国の発音では

「バッフェ/ブッフェ/バフェ」に近いものとなります。


もともとはスェーデンの「スモーガスボード」が始まり。




16世紀の半ば頃からこのスタイルはあったとされ、

語源はスウェーデン語の「パンとバター」、

または「オープンサンドイッチ」(smorgas) と「テーブル」(bord) の合成語。


ヨーロッパ全体に広まったのは列車の整備がすすんだ

19世紀初頭といわれています。




「buffet」は、その食事のスタイル、そしてそれを提供する家具、

両方を意味する言葉。

よって、このようにオープンの棚をもち、まさにバッフェにぴったりな家具を

「バッフェ」と呼ぶのです。


食べ放題に使わなくても、シェルフとしての機能性は十分。




リビングやダイニングに置いて、オープンシェルフ兼サイドボードとして

ご使用になるのはいかがでしょうか?




ゲストに「バイキング」の由来をお話ししてみるのも、

おもてなしのひとつかもしれません。




歴史と伝統を体現したアンティーク家具ならではのお愉しみはいかがでしょうか。


by N

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