自然からの贈り物:ネオジムグラス
ネオジムグラス・・・耳慣れない言葉ですが、ご存知ですか?
ネオジム(neodymium)とは金属元素のひとつで、希土類に属します。
ネオジム、鉄、ホウ素の化合物は大変強力な磁石となり、
様々な分野で利用されています。
また一方で、ガラスに適量のネオジムの酸化物を加えると、
可視光の内、黄色系統(570nmの波長周辺)の光を吸収し、
他の色の光は透過させるという性質がうまれます。
よって太陽光や蛍光灯の下では紫色、
蛍光灯の下では水色になるという現象がおこるのです。
このような性質は「多色性」または「二色性」と呼ばれ、
同じような性質を持つものに、アレキサンドライトという宝石があります。
パンカーダにはこちらのネオジムグラスと思われる
不思議に色が変化するプリズムをもつ
フランス・アンティークのシャンデリア
がございます。
パンカーダ自由が丘のエントランス近くに吊られ、
華やかな貴婦人のような存在感をたたえているシャンデリア。
日の光がはいるけれども基本は白熱灯主体の明かりの中で、
グラスは天候や時間帯によっていろいろな色をみせます。
時には水色のなかにラベンダーが沈んで溜まっているような
不思議なグラデーションが現れたりすることも。
自然からの贈り物と、人間たちの手仕事、そして美意識と歴史。
いろいろなものが昇華した佇まいをみせてくれます。
貴方の家ではどんな色をみせてくれるのでしょうか。
by N








