Rococo(ロココ)スタイルとは
ロココスタイル(様式)とは、別名ルイ15世様式とも呼ばれ、
後期バロック様式後、18世紀半ばに流行したスタイルです。
豪華な装飾と非対称的なモチーフ、軽やかなアカンサス、Cスクロール、
彩色を施した植物、貝殻、渦巻き、美しい螺旋形などが特徴。
ルイ15世の愛妾ポンパドゥール夫人を中心とするフランス社交界が
絢爛豪華なロココ文化を発達させました。
ロココの語源は、Rocaille(ロカイユ) やCoquille(コキーユ)。
家具も部屋が小さくなった分、小ぶりで繊細なものが多くなり、
コモードやコンソールテーブル、チェアなども流麗な曲線を多用したデザインで、
カブリオールレッグが多くつかわれました。
このロココの流れは、ネオクラシックスタイルにかわりますが、
1820年代初めに、ロココリバイバルといわれるロココスタイルを
再評価する動きが高まります。
ロココリバイバルはパリに始まり、
イギリス、ヨーロッパ大陸、アメリカで広まりを見せました。
ヨーロッパ貴族の優雅な雰囲気を伝えてくれるロココファニチャー
パンカーダの厳選したエレガンスな家具たちも当時の華やかさを愉しめるものばかり。
日本のインテリアにぴったりのお気に入りを見つけてください。
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